カンボジアで大人気のキャラクター~キティ・ドラえもん・リラックマ
カンボジアでも日本の漫画やアニメのキャラクターは人気です。
特に人気なのはキティちゃん、ドラえもん、リラックマなどですが、その浸透ぶりを写真で紹介します。
一番人気は「ハローキティ」
最近サンリオが「ハローキティinカンボジア」として公式にカンボジアに進出したこともあり、キティちゃん人気は現地でも高まっています。
街中でもゲストハウスなどの建物の中で、キティちゃんのグッズを多数見かけます。
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プノンペンで私が一番よく見たのは、冒頭のような車の日除けのキティちゃんです。
下のように、明らかに男性が運転している車だろう、と思われるものでも使われています(笑)。
(というより、こちらで車を持っているのはほとんどが男性のようです。女性は運転するとしてもバイクが多いようです)
このように、ゲストハウスの冷蔵庫にもシールが張られていました。
(子供がいたずらで貼ったというのではなく、インテリアとして張られていた感じです)
また、このようにキティちゃんのパーカーなど、服を着ている人も多く見かけます。
ちなみに、この人は後ろからは中年女性に見えたのですが、追い抜いてみたらまさかの若い男性でした(笑)。
カンボジアの若い男性の間にも「女性的なグッズを身につける」というのが流行っているのかも知れません。
これはコンビニの「おもちゃコーナー」にあった商品です。
カンボジアのコンビニは驚くことに「おもちゃコーナー」のある店まであります。24時間営業も多数見かけます。
*キティちゃんが逆さまなのは、実際にこう置かれていたからです(笑)。
これもコンビニのキティちゃんで、マウスウォッシュ(うがい液)ですね。歯磨きを嫌がる子供に、できるだけうがいをさせようという魂胆のようです(笑)。
「ドラえもん」も負けじと人気
キティちゃんにはやや劣りますが、ドラえもんもかなりの人気です。たとえば、下の写真は街中で干されていたドラえもんの毛布です。
人の家の毛布を見て嬉しくなったのはこれが初めてです(笑)。
そして、これがゲストハウスのパソコンコーナーに置かれていたドラえもんのマウスパッドです。
中国系のゲストハウスだったのですが、スタッフさんの中に中国人がいるということで、ドラえもんの「導入」がいち早かったのかも知れません。
(カンボジアよりも中国や韓国などの方が、ドラえもんは広まっているので)
まだマイナーだけど、徐々に広がっているリラックマ
キティちゃんやドラえもんほどではないですが、リラックマも徐々に広まっているようです。
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たとえば、これはある薬品中心のコンビニのようなお店に置かれていたリラックマバッグです。
隣にはトトロも置いてありました。
(これがホントの「となりのトトロ」ですね。笑)
↑くだらないネタですみません。
そのお店のオーナーの中年女性に、トトロやリラックマを知っているか聞いたのですが、「知らない」と言っていました。
ということは「日本のキャラクターとは知らずに買っている」というカンボジア人も多いということです。
(少なくとも、知らずに仕入れている人がいることはわかりました。笑)
あと、下の写真は小学生の女の子のバッグです。(右下の子です)別のものを撮影した写真の一部なので、映っているのを見てちょっと驚きました。
そしてさらに驚きなのは、これはリラックマではなく、相棒の「コリラックマ」ということです。
つまり、コリラックマのアイテムも出るくらい、リラックマが浸透し始めているとも言えます。
(単純に「白い方がデザイン的にいいから」という理由もあり得ますが)
あと、これはゲームセンターの記事でも紹介したものですが、プノンペンのダイヤモンド島という開発中のゲーセンで見つけたリラックマです。
UFOキャッチャーの景品のようですが、このゲームセンターにはUFOキャッチャーはないので、あくまで飾りです。
ディズニーではプーさんが一番人気
日本のキャラではないですが、ディズニーのキャラクターでは「くまのプーさん」が一番人気のようです。
(少なくとも、街中で見かけるアイテムはプーさんが多いです)
*上の画像は、リラックマと同じくゲームセンターのものです。
ミッキーの方が流行っているかなと思ったのですが、ミッキーよりも特別感がないというか「普通のクマさん」という感じがするので、それで受けているのかも知れません。
(もしくは、ライセンス料がミッキーよりも安かったとか、あるいはライセンスを握った会社の社長の好み、とか。正確な理由は不明です)
こんな風に車の窓の飾り?にも使われていました。
独自キャラクターは?
これはまだほとんどないようです。少なくとも街中でこうして商品として見かけるのは、断然日本など海外のものばかりです。
(中国のシーヤンヤンという羊のキャラクターを、数回見かけたことがあります)
カンボジアではまだ「漫画」という文化全般が広まっていないようで、日本の漫画も認知されていないそうです。
カンボジア人にとって、漫画というのは「どういう順番で読むのかよくわからない」ものらしく、日本の漫画が受け入れられるためには、先にアニメから入った方がいいのだろうな、と思いました。
カンボジア(プノンペン)での日本の漫画・アニメのキャラクターはこのような感じで広まっています。
クールジャパンの一例として、参考にしていただければと思います。
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