日本国内のギネス認定スポットがこんな所に!~意外に身近な場所に?
オリンピックやワールドカップなどのスポーツイベントで、日本人選手が世界一に輝くとなんだか誇らしい気持ちになってしまいます。
しかし、世界一の称号を得ることができるのは人だけではありません。そこで、日本国内にあるさまざまな「ギネス認定」スポットを集めてみることにしました。もしかすると、あなたの身近な場所にあるのかも…。
世界一高い無鉄骨塔はなんと京都にあった
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当初は世界一の高さを誇る建造物を、目指して計画がスタートした東京スカイツリーでしたが、残念ながら完成までに一度も、その地位を得ることができませんでした。このニュースにがっかりしてしまった方も多いのではないでしょうか?
しかし、すでに日本には高さでギネス認定を受けたタワーがありました。それが京都タワーです。実際に行ったことのある方は「そんなに高かったっけ?」と思ってしまうかもしれません。
高さは地上131mですので、スカイツリーの5分の1程度、東京タワーの半分もありません。「じゃあ、どこが世界一なんだ!?」という声が聞こえてきそうです。
実はこの京都タワー、モノコック構造が採用されており、一切の鉄骨が使用されていません。つまり、無鉄骨塔として世界一の高さを誇っています。
まさに意外な世界一スポットと言えるのではないでしょうか?周囲に高い建物の少ない京都では、この高さでも十分に街を一望することができます。京都駅からも近いため、到着したらまずはここから美しい街並みを眺めてみてはいかがでしょう?
※ちなみに、東京スカイツリーも、建造物としては一位の座を得ることができませんでしたが、タワーとしては世界一の高さに認定されています。
全長2.4km以上!世界一長いローラーコースターは三重にあり
▲下から見上げるとこの高さ!高所恐怖症の方には絶対おすすめできません
日本中にある多くの遊園地やテーマパークで楽しむことのできるローラーコースター。どことなくアメリカンな雰囲気を漂わせていますので、日本のものなんて大したことがないのでは?と思ってしまいがちです。
しかし、日本国内に世界一の称号を持つコースターが存在しています。三重県にあるナガシマスパーランド、そのメインアトラクションであるスチールドラゴン2000がそれにあたります。
全長なんと2479m。2.4km以上と考えると、とんでもない長さに感じられるのではないでしょうか?正直、絶叫マシンが苦手な筆者は、この数字を聞いただけで冷や汗が出てきました。
現在(2014年3月現在)では全長のみがギネス認定の世界記録となっていますが、2000年の時点では最高部高度(97m)、最大落差(93.5m)、最高速度(153km/h)も含めた4項目で世界一と認定されていました。
まさに世界最大級のローラーコースターと呼ぶことができるでしょう。絶叫マシンが大好きなあなた、一度挑戦してみてはいかがでしょう?ちなみに筆者は最高部に達した時点で「下ろしてくれ!」と叫んでしまいました。
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世界一多くの人の命を奪った山が日本に…
遭難死亡者数世界一という不名誉なギネス記録を持つ山も、実は日本にあります。2005年時点でその人数はなんと781人。エベレストやK2、マナスルといった8000m峰14座での死者をすべて合計しても637人ですから、これはとんでもない数字です。
その山の名前は谷川岳。群馬と新潟の県境に位置します。標高は約1970m。この数字だけみると、どうして8000m峰よりも多くの犠牲者を出してしまうことになったのか?と疑問に思ってしまうのではないでしょうか。
その最大の理由は厳しい地形にあります。ほとんどのルートで急な岩壁を登らなければならない上、複雑な地形をしていますので、高いクライミングの技術、そして現在地を把握するための豊富な知識が必要となります。
その上、気候の変化もとても激しく、晴天からわずか数分で嵐になってしまうことも珍しくありません。また、その予測も難しいことから、多くの経験を積んで来た一流の登山家でさえ遭難してしまうことがあります。
しかし、攻略のむずかしさゆえに、多くの登山家たちが毎年、谷川岳に挑戦しています。
どうして、そんなに危険な山にわざわざ登るのでしょう?そこには山に魅せられた人々にしか理解することのできない魅力があるのでしょう。
世界一短い名前の駅も…やっぱり日本です
大きなもの、長いものばかりが注目されてしまいがちですが、実は「世界一短い名前の駅」も国内にあります。
その名も「つ」です。西日本の方であればすぐにピンとくるでしょう。この駅は三重県の津市にある駅なんです。市の名前の駅ですので、特におかしなことはありません。偶然、市の名前が短かっただけなのですから。
しっかりとギネスブックに記載されているれっきとした世界記録です。
日本国内にあるさまざまな世界一スポットをご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
もしかするとあなたの身のまわりにも、意外な世界一が潜んでいるかもしれません。探してみてはいかがでしょうか?
Byチリペッパー眞木
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