ペットの老後を真剣に考えてみませんか?~ペットにも介護が必要です
ペットの医療レベルやエサなどの品質が高くなったことから、ペットの寿命も人間と同様に長くなっています。
ペットも大切な「家族」ですので、少しでも長く一緒にいられることは、とても幸せなことのように思われます。
しかし、ペットたちにも人間と同じように老後があります。その問題から目を背けることはできません。
ペットの老後とどのように向き合って行けばいいのか、真剣に考えてみませんか?
ペットの命が尽きる時、あなたは何歳?
犬や猫の場合、長ければ20年以上、生きるケースも少なくありません。
スポンサーリンク
そこで、ペットとの生活をスタートする前に一度、20年後にあなたが何歳になっているのか考えてみてください。
筆者はいま30歳です。今から子犬や子猫を飼い始めた場合、50歳になっているかもしれません。20年という年月はとても長いものです。
その間にどのように生活が変化してしまうのかをしっかりとイメージすることが大切です。
これから先の20年をしっかりとシミュレートできますか?
正直、引っ越しを予定している方には、これからペットを飼うことはおすすめできません。犬や猫は引っ越しによって、大きなストレスを感じることになります。
長距離の移動、そしてまったく新しい環境…私たち人間ですらストレスを感じるのですから、小さな動物たちにとっては深刻な問題です。
スポンサーリンク
引っ越しだけではありません。結婚した相手が動物に対するアレルギーを持っていたらどうしますか?途中で大切な家族を捨てることなんてできないはずです。
いまから先の20年間で自分にどのようなことが起こるのか、しっかりとシミュレートし、覚悟を持った上でペットとの生活をスタートしなければなりません。
参考記事:ネコやイヌが生涯を終えるまでにかかるお金の額は意外に高額だった!
動物の介護
50歳で犬や猫を飼い始めたとしたら、彼らが寿命を迎えるころには70歳近くになっています。
ペットも高齢になると介護が必要となります。近年、犬も認知症になってしまうことが知られるようになってきました。
小型犬ならまだしも、大型犬が認知症になってしまうと、体力のある若者でも介護に苦労すると言われます。
年老いた自分が認知症になってしまったペットの介護をすることができますか?
また、もしかすると介護が必要なペットを残して、自分の方が先に死んでしまう可能性だってあります。
飼い主が先に死ぬ…ペットにとってこれ以上に不幸なことはありません。
これから先、犬や猫の介護…これも大きな問題になってくるでしょう。それこそ、ペットの介護サービスや老人ホームも必要な時代が目の前に迫ってきています。
ペットは最後まで責任を持って飼う…当たり前のことですが、もう少し真剣に考えなければならないのではないでしょうか?
Byチリペッパー眞木
スポンサーリンク