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東南アジアの給料日は上司が部下におごる日です!

2014.05.13

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東南アジアで働くスタッフ達は、上司を見極めるポイントとして「金払いがいいかどうか」で判断することがあります。

上司は自分達よりもたくさん給料を貰っていると考えていますし、日本人であればなおさらです。これは外資企業のみに見られることではなく、むしろローカル企業に根強く残る習慣です。

多少無理してでも大判振る舞い

例えば東南アジアのベトナムのローカル企業では、給料日は上司が部下を誘って食事に行くのが常となっています。もちろん、その際の支払いはすべて上司となります。

ベトナムで働く役職のある方は、自分はお金を持っているという自負と自信があり、「ケチ」と思われることを酷く嫌います。多少無理してでも大判振る舞いするのが彼らの特徴です。

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日本人の上司はケチ?

普段は食堂で安く済ませている方も、給料日ばかりは多少奮発して、中級のレストランでスタッフにご馳走することになるでしょう。

人付き合いを大切にしている中国人や韓国人は、この習慣をすんなり受け入れているように見えます。中国人は家族単位で食事に招待しますし、韓国人はお酒を飲み交わして関係を構築する習慣があります。

食事をする東南アジアの若者たち

しかし、海外で働く日本人の方の中には、この風習を受け入れられない方が多く見受けられます。

すると、彼の下で働くスタッフたちは「人好きあいが悪い上司」、「日本人はつまらない」、「日本人はすごいケチ」、「部下を大切に思っていない」などと見下すようになるでしょう。

上司への信用と信頼が薄れれば、次第に関係にヒビが入りますし、業務にも支障が発生します。「仕事ができる上司は尊敬される」という言葉は、東南アジアではあまり通用しません。

現地社員から信頼を勝ち取るために

社員旅行などでもそうですが、現地社員から信頼を勝ち取るためには、業務以外の面で関係を築かなければなりません。

日本食レストランに招待したり、普段食べられないようなお洒落なレストランに連れて行ってみてはいかがでしょうか。

東南アジアの事情が分かっている企業であれば、経費として下りることもあります。

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