ドイツの首都ベルリンの交通事情あれこれ~タクシーはベンツ!
私が住んでいるドイツの首都ベルリンの交通事情についてお話します。
日本の交通事情とくらべると目からウロコ的な光景をたくさん見かけることができます。
ちなみに、上の画像は公園にある遊具ですが、これはエスバーンという近距離鉄道の形をした遊具です。ここでキッズたちが電車ごっこをして遊ぶ姿はなんとも可愛いです。
バラエティーに富んだ乗り物が存在するベルリン
まずは何と言っても電車です。エスバーンと言う電車と、ユーバーンと言う地下鉄が走っています。
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深夜を過ぎるとユーバーンの駅に沿ってナイトバスが走り出すので、24時間わりとどこにでも行けます。
そしてトラムも便利です。終日動いているトラムがいくつかあるので、トラムでの移動もとても楽です。ダンスクラブの前を通る路線は、平日の深夜過ぎでも若者で賑わっているため、パーティートラムと呼ばれたりしています。ベルリンならではです。
その他にも自転車、スクーター、バイク、小型船などなど移動手段がたくさんあります。車ももちろんその一つ。私は車を持っていないので、車に乗るとしたらもっぱらタクシーですが、こちらのタクシーはなんとベンツ!
上の写真をご覧下さい。こちらはメルセデスのジャンボタクシーです。大人数に最適のサイズです。料金は初乗りで3ユーロ位とそんなに高くないので、冬の寒い時期にはよく利用します。
こちらに到着し空港から外に出ると、ずらっとメルセデスベンツが並んでいたのには、驚きました。今では慣れてしまいましたが、乗る度に感じるあの高級感…。なんだかとっても贅沢な気分になりますよ。
国産車が主流の中、トヨタのプリウスも頑張っています。やはり日本車が世界で利用されているのを見るのは嬉しいものですね。高級感は国産車に負けますが、トヨタは何と言っても静かで快適です。
カーシェアリングと言う形
ドイツで驚いたものの一つに車をシェアするというシステムがあります。この交通手段はかなり便利です!下の写真を2枚ご覧下さい。会社は違いますが、同じようなサービスをしているカーシェアリングの車の写真です。
どちらもコンパクトで可愛いですよね。どのように使用するかと言うと…。これがまたとっても簡単なんです。まずは30ユーロ程支払って登録します。月額料金がかかるわけではなく、使った分だけ払うんです。大体1分で30セントくらいです。
空車がないかアプリで探し、近くにあった車に乗って使い終わったら乗り捨てると言うなんとも便利な流れ!
乗車する際に、運転免許証に埋め込まれたチップが認証してくれるので、免許証があって登録が済んでいれば誰でも簡単に利用できます。
市と契約している会社なので、駐車可能なエリアにとめて置けば良いので駐車料金が更にかかると言うこともありません。さらに嬉しいことは、なかにクレジットカードが入っており、それでガソリンを追加することができるのでガソリン代もかかりません。
車種はBMWとミニがあり、気軽に高級車に乗れてなんだか得した気分になりそうです。私はまだ使ったことがないので、近々トライしたいです。日本にもあるようなので、帰省の時は調べてみようと思います。
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大型車のサイズがケタ違い
トラックもよく見かけますが、サイズはまた欧州サイズで、かなり大きくて長いです。下の写真、こちらは国産ではありませんがボルボのトラック。
こちらの高速道路アウトバーンは速い人だと200キロ近くスピード出して運転してますが、そんな中こうして長いトラックなどもビュンビュンとものすごいスピードを出して走行していますから、慣れない私は高速道路ではいつもビクビクです。
地元の人は、ハイウェイの中で思いっきり走っていい所と、捕まりやすい所をしっかり把握しているので、皆が勢いついている時は流れに乗っても捕まることはありませんし、規制があるのもほんの一部のエリアなので平均的に130キロオーバー当たり前の世界です。
ポリッツァイって何?
ポリッツァイとは英語のポリスと一緒で警察です。こちらのパトカーもメルセデスが多いです。ゴルフも見たことあったと思います。日本で言う高級車もこちらではごく普通に使われています。頑丈で強そうなイメージがポリッツァイ向けと言えるでしょう。
こちらの警察官は、日本と違ってかなり茶目っ気があります。カメラを向けるとピースしてくれたり、手を振ってくれる人もいますし、車内を覗くとポリスマンたちが歌っていたりして、仕事時間を楽しんでいるな?と言う印象を受けます。
そして見た目で判断するのも何ですが、見るからに真面目です。自分は正直で一本気っす!という感じの人ばかり。女性も多く働いていて皆さん体格が良く、なんだかとても頼りがいがあります。
おまけに信号の写真です。誰かがハートの形にしたようですね。赤信号が可愛くて、誰も信号を無視できなそうですよね。
ドイツの乗り物事情はやっぱり日本とは随分違っているんです。
By 佐賀井
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