超親日家な海外ミュージシャンたち~母国よりも日本が最優先!
音楽界には多くの親日家アーティストがいます。なかには日本を愛しすぎるゆえに、母国よりも日本でのスケジュールを優先してしまう海外ミュージシャンまで…。
こんなに愛されているのに私たち日本人がそのことを知らないのはちょっと失礼ですよね。なので、しっかりとチェックしてみましょう。
元祖親日バンド!ボンジョヴィの日本愛が強すぎる
超親日バンドとして知られているのが、アメリカ・ニュージャージー出身のロックバンド「ボンジョヴィ」です。
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日本でも高い人気を集めているバンドですので、誰もが一度は彼らの曲を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そんな彼らがどのくらい日本が好きなのかは、ツアーのスケジュールなどをチェックすればすぐにわかります。ツアーのスタート、またはファイナルはほとんど日本でおこなわれています。通常、母国の出身地などからツアーがスタートするケースがほとんどであるにも関わらず、彼らは日本を選び続けています。
CDのリリースなどにおいてもほとんどが日本先行発売となっています。また、日本でしか発売していないBOXセットやDVD、グッズなども少なくありません。
彼らはどうしてこんなに日本を愛しているのでしょう?
そのきっかけはデビュー当時にまでさかのぼります。今や世界的なスターとなっていますが、デビュー直後はまったく売れませんでした。ただ一つの国を除いては…。
ボンジョヴィが最初にブレイクした国が日本だったのです。メロディアスでスピーディな楽曲にまっさきに日本の音楽ファンは飛びついたのです。
ファーストアルバム、セカンドアルバムが日本で大ヒットしたことから、ようやくアメリカでも注目を浴びるようになります。そしてサードアルバム「スリップリーウェンウェット」でようやくアメリカでも大ブレイクしました。
世界的に大ヒットしたこのサードアルバムにも日本だけのエピソードがあります。先の2枚の大ヒットを受け、日本での先行発売が決まっていました。
しかし、発売直前になってこのアルバムのジャケットにクレームがついてしまいます。セクシーなおねえちゃんの胸元のアップの写真でしたので、当時としてはハレンチ過ぎたのでしょう。そこで急きょジャケットを差し替えることになりました。
先行発売となっていた日本ではもう出荷がはじまっていましたので差し替えが間に合いません。結果として日本盤だけが他の国とは違うジャケットで売られることになったそうです。
この日本限定ジャケットのものは今や世界のボンジョヴィファンの憧れとなっており、わざわざ日本まで買いに来てしまうファンもいるとか…。
ちなみに「TOKYO ROAD」という日本のことを想いながら作られた曲もあり、世界的モンスターバンドに成長した今でもボンジョヴィの深い日本愛は変わらないようです。
元メガデスのマーティ・フリードマンはもはや日本人?
かつて、世界的人気メタルバンド、「メガデス」のメンバーとして大活躍したギタリストのマーティ・フリードマンは、もはや日本好きを通り超え日本人と言っても過言ではありません。
ハワイ出身のマーティ・フリードマンは子供の頃から日本の歌謡曲や演歌を聴きながら育ちました。その結果、聴く音楽はほとんどが日本のものばかり。大人になったころには立派な日本オタクになっていました。
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メガデスでの活動中にも、影響を受けたアーティストを尋ねられると「少年ナイフと浜崎あゆみ」と即答するほどでした。
メガデス脱退後、彼の活動の舞台はほとんど日本ばかりになってしまいます。大好きな浜崎あゆみのバックバンドや、日本歌謡ロック界のアイドル、世良公則とのバンドで活躍しています。
最近では流暢な日本語を駆使し、バラエティ番組にも出演するようになっています。人によってはただの日本好きの変な外国人、という印象を持たれているほど。
ここまでくると、単なる親日家アーティストではありませんね。彼はもう日本人の魂を持っているのかもしれません。
ケイティ・ペリーやレディ・ガガも超親日家!
女性アーティストだって負けていません。その代表と言えば、ケイティ・ペリーとレディ・ガガのお二方でしょう。
来日するたびに話題を振りまくお二人ですが、お忍びでこっそりと日本に遊びに来ることも少なくないようです。
日本の音楽番組などに出演した際には、きゃりーぱみゅぱみゅなどの日本のアーティストに自ら握手を求めに行く…なんて場面も。
東日本大震災が発生したときにも真っ先に復興支援の働きかけをしてくれたのは、彼女たちでした。日本中が悲しみでいっぱいのとき、彼女たちの励ましがとても大きな勇気になったという方も多いのではないでしょうか。
日本のことが大好きな海外アーティストはまだまだたくさんいます。日本はあまり音楽が盛んではないから…と嘆く方もいますが、実は結構恵まれているのかもしれません。
あなたももっと積極的に彼らの音楽を楽しんでみましょう!
Byチリペッパー眞木
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