東南アジアの現地採用の面接は笑っちゃうほど簡単!~普段着でOK?
日本で転職する際の面接風景を思い浮かべてください。
ぱりっとしたスーツを着てお辞儀をして、椅子に座ると質問攻めですね。
「志望動機」、「自分の長所、短所」、「将来の展望」、「保持しているスキル、資格」、「仕事のキャリア」、「前職の成績」
挙げたらキリがありませんし、書店に行けばマニュアルのような転職ガイドブックなるものも売られているほどです。
このような過酷な転職活動を行った経験のある日本人ならば、東南アジアで体験する面接は、笑ってしまうほど簡単に感じることでしょう。
個人的なことを聞きたがる面接官
海外に住んでいると、見知らぬ日本人と話す機会が少ないので、面接官はとにかく個人的なことを聞きたがります。
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「住んでみてどお?」、「夜の街には繰り出してるの?」、「日本に帰りたいと思わないの?」、「現地の人と結婚してるの?」、「野球クラブ入ってるんだけど、人が足りないんだ。興味ない?」
などと、仕事とは関係ない会話が主です。
海外支店というのは、日本のそれと比べると極端に規模が小さく、日本人が一人、現地従業員が三人から五人程度が一般的です。
毎日狭い事務所で因果な毎日を送っているので、日本人の来客は大歓迎なのです。
面接は近くのカフェやレストランでシャツにジーンズという格好
事務所に会議室がない企業も多いので、面接場所は近くのカフェやレストランになることもしばしばあります。
必ずしもスーツの着用は必要なく、シャツにジーンズという格好でも面接にそれほど影響はしません。
海外に来ている方は往々にして、現地のゆとりある環境に馴染んでいるので、そのくらいのこと気にもとめません。
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実際採用できるかは日本本社が決めるという企業も
企業に置いて、安く雇用できる現地採用者は貴重な人材となるので、できれば採用したいのが本音です。
もし面接官や現地の管理職で、採用の決定権を持っているのであれば、すぐにでも採用してくれるでしょう。
一方、面接はするけど、実際採用できるかは日本本社が決める、という企業も多くあります。
とりあえず面接をして、いい人材が見つかれば、本社に上げて採用の稟議を通すという順番になるので、この場合確率は五分五分となります。
日本と比べると、東南アジアの面接はいかに簡単なのかをお分かりいただけましたでしょうか。
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