薬の使用期限をきちんと確認していますか?~飲む前に必ずチェックを
食の安全性が話題になっている昨今ですが、口に入れるものという意味では薬も同じものです。
むしろ、効果などを考えれば、薬の方が使用期限について真剣に考える必要があります。
箱に記載された使用期限をチェックしましょう
薬の説明書や箱などに記載されている使用期限ですが、多くの方はあまり気にしません。
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「薬は悪くならない」と言う不思議な都市伝説のような錯覚が元になっていますが、薬も時間がたてば悪くなりますし、厳密に言えば劣化すると言うことを知っておく必要があります。
ただし、箱などに記載されている使用期限は、メーカー側が出す効果が認められる期間であり、それ以降は効果がなくなると仮定した場合の期限になります。
たとえば説明書に「開封後は6か月以内に服用してください」と書いてある場合、メーカー側が薬の効果を保障できる期間がその期間であると言う意味になります。
使用期限が記載されていて、その上で開封後は数ヶ月以内とある場合、薬の効果は使用期限以内は効果はあるが、メーカー側としては開封後の薬の効果はそれほど長期間は保障することができないと言う意味合いになります。
管理はきちんとしましょう
薬の効果自体は落ちるという可能性は少ないとされています。
しかし、体内に入れるものとしては、安全性を考え、常に最悪を想定しておく必要があります。そのため、メーカー側は使用期限を設けて注意を促します。きちんと管理をしていれば、使用期限の間は安心して使うことができます。
保管は直射日光を避けて乾燥した場所で30℃以下の環境に保管するなど気をつけていれば、それほど劣化はしません。薬剤が変色している場合などには、薬の効果が薄れていることもありますので、服用は控えておくのが無難です。
少しでもおかしいと感じたら相談してください
以前、長期保存していた薬を飲んでも効果があまりなかったので用量を増やしたと言う方がいましたが、非常に危険な行為ですからやめておきましょう。
あくまでも正常な状態の薬の用量であり、変質、劣化した薬の場合、どのような副作用が出るのかは予想ができません。
少しでもおかしいと思ったら、素直に新しい薬を購入することをおすすめします。
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