インドネシアで夜食に何か食べたくなったら激安ナシブンクス
インドネシアでは毎日夕方から屋台が開きはじめ、たくさんのローカルフードが販売されています。
一番多いのがナシゴレン(インドネシア風チャーハン)、サテ(インドネシア風焼き鳥)、そしてゴレンガン(揚げ物)ですが、その他にもナシチャンプルや地元料理がたくさん並んでいますので、毎日屋台で食べても飽きることがありません。
しかしこれらの屋台やレストランは大体夜の11時を過ぎたら閉店準備に入り、12時を過ぎた頃には閑散としてしまいますので、夜中にお店を探すのは至難の業です。
そんなお店が閉まった後に食べたいのが、ナシブンクスなんです。
スポンサーリンク
1個35円で手のひらサイズ
ナシブンクスのナシとはインドネシア語でごはん(お米)、ブンクスとは持ち帰りの意味です。
これはカキリマと呼ばれる移動型の屋台で、あらかじめごはんやおかずを詰めた小さな包みを販売しており、そのお値段はなんとRp.4,000、日本円で35円ほどなんです。
ターゲットは遅くまで仕事をしていた人、また飲んだ帰りの人、そして夜中に小腹がすいた人なので、ちょこんとした手のひらサイズです。
袋を開けてみるとそのほとんどがナシで埋め尽くされ、濃いめのおかずがほんの少しだけ乗っています。
この内容はカキリマによって異なりますが、大体牛肉か鶏肉から選べ、今回買ったここのカキリマではなんと麺までトッピングされていました。インドネシア人は炭水化物が大好きなので、麺をおかずにしてごはんを食べてしまいます。
スポンサーリンク
シンプルな味でオススメだけど小さすぎる!
食べ方は袋の折り方に沿って手の内側にはめ、片手でスプーンやフォークを持って食べます。インドネシアはスプーンやフォークなどのツールを使わずに手で食べる習慣がありますが、このナシブンクスは手で食べている人を見たことがありません。
味付けはとってもシンプルで誰にでも食べやすい味なので、スパイシーな風味をプラスしたい場合は購入するときにサンバル(インドネシアのチリ)をもらうこともできます。
ナシブンクスは基本的に夜~深夜にかけて販売されていますが、昼間もやっているところがありますので道端で見つけたらぜひ試してみてください。
しかしこのナシブンクスの欠点は、その小ささです。
インドネシア料理のポーションは全般的に小さめですが、このナシブンクスにいたっては子供用より少ないほんとうにちょっとの量なので、いくら小腹がすいたとはいえ、大の大人が1個で足りるはずはなく大抵みんな3個ほどは購入するんですよ。
スポンサーリンク