Illustratorを使ったデザイン作成で大切な色のイメージ
光があたるところには、なにかしらの色が存在します。そして、それが何色であるかで、そのもののイメージが決められるのですが、これを「色彩感情」といいます。
Illustratorを使ったデザイン作成では、この色の配色が大事なポイントとなります。
色が持つ一般的なイメージを知ることで、制作目的に合わせたカラーリングができるようになりますので、代表的な色におけるイメージぐらいは知っておくようにしたいですね。
参考記事:WEBサイトの第一印象は配色で決まります~失敗しない配色のコツ
白・黒・灰色のイメージは?
①白 White
清潔さや純粋さをイメージさせる色。病院では定番カラーとなっていて、看護婦さんや医師の制服は白がよく使われています。ものを軽く見せる効果があります。
②黒 Black
黒はなにか秘めた印象や高級感、都会的な洗練されたイメージがある反面、暗闇や死、悪といった怖いイメージもあります。
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物を重くみせてしまいがちですが、明るい色との組み合わせでは優れた引き立て役となります。
③灰色 Gray
黒と白の中間色というだけあって、なんだかはっきりしないもやもやとしたイメージがあります。が、それが逆に控えめで平凡な印象を与え、優れたデザインなどにはよく使われています。
落ち着いた色合いから、上品なイメージもあり。他の色との相性も良い色です。
三原色をはじめとした他の色もそれぞれの感じ方があります
④赤 Red
生命力が強く元気で強い意志を感じさせるものの、神経が興奮したり闘争心が高く、短気な一面もみられる色。強い生命活動をあらわしています。
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⑤橙 Orange
明るく楽しいイメージがある色。同じ明るいイメージでも、赤よりも抑えた色味であることから親しみやすくなっています。
思いやりや親しみといった、癒されるようなイメージから好まれることが多いです。
⑥黄色 Yellow
暖色系の中でも特に明るく元気いっぱいのイメージがある色。集中力を高めたり気持ちを明るくする作用がありますが、注意を促す警戒色としても使われています。
⑦緑 Green
自然をイメージさせることからも、興奮を鎮めたり集中力を高めるのに適した色。気持ちがのんびりさせられるような、ナチュラルな雰囲気にさせます。
⑧青 Blue
興奮を抑えて冷静にさせる色。夏は涼しげな感じを、冬は寒さを表現するのによく使われています。さわやかさや知性を感じさせ、空をイメージすることからも航空会社ではよく使用されています。
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