医者にもらった薬を勝手にやめちゃいけないの?
病院で治療のために薬を処方されると言うことはよくあります。
風邪など比較的軽微な病気である場合、薬を飲まずとも治ることはありますが、病気によっては薬が不可欠と言う病気もあり、きちんと薬を飲んで、ようやく治療が出来るというものは多くあります。
しかし、中には素人判断で薬をやめてしまう方もおり、結果として病状が悪くなると言う事態に陥る方も多くいます。
独断で飲むのをやめるのはとても危険です
くすりを飲む→調子がよくなる。
くすりを勝手に止める→症状が悪化する(リバウンド現象)。
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感染症などの場合によくある事例ですが、症状がよくなったからといって、自己判断で薬を止めてしまうなどはリバウンド現象の原因となります。
薬をどのタイミングでやめるかは医師が判断するもので、自分の独断で決めるのは非常に危険です。
自己判断で中途半端にやめるとこんな事になります!
薬を半端にやめた結果、大変なことになる事例は幾つもあります。
例えば、高血圧の場合、血圧が低下したからといって自己判断で薬をやめてしまうと薬を止めた反動で血圧が上昇すると言う事もあります。
胃潰瘍の場合の場合には、薬をとめることで抑えられていた胃酸の分泌が再開されて、胃潰瘍の再発となることもあります。
結核や 膀胱炎など細菌が原因の病気の場合、中途半端に薬をやめてしまうと、体内の細菌が再び活性化して増殖を再開します。
特に細菌が薬に対して耐性を持ってしまった場合には、非常に厄介なことになります。
薬に対して抵抗力を持った細菌は非常に厄介で、治療も困難になります。
このように自己判断で薬をやめることは大きなリスクを伴います。
余計な出費を抑えるためにも
以前の職場で自己判断で薬をやめてしまった方がいましたが、状況が悪化して長期入院を余儀なくされたと言うケースもあります。
その分、治療が長期化したり、費用的な部分で負担が大きくなったりといい事はありません。
余計な出費を抑えて病気を治したいのなら、医師の指導に従って薬をしっかりと飲むようにしましょう。
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