メディカルハーブと普通のハーブ、何が違うの?
料理に使ったり、お茶として楽しんだりと様々な使い方のあるハーブですが、
昨今注目を集めているのがメディカルハーブになります。
一般的に知られているハーブとメディカルハーブにどの程度の違いがあるのかなどを知っておくといいでしょう。
ハーブにも鎮痛効果や止血効果がある
大雑把に言えば、ハーブとメディカルハーブにそれほどの違いはありません。
ハーブは古くから薬草として使われており、鎮痛効果や止血効果など様々な効果を持つハーブが存在します。
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分類としては薬用植物とされ、薬用植物というだけあって範囲も幅広くなっています。
料理やアロマテラピーにも使われるミント、ラベンダー、レモンバームを始め、高麗人参や葛根など医薬品や漢方薬などでも見かけるハーブ、日本国内ではヨモギや南天などもハーブの一種になります。
ヨモギは多彩な効果を持つ
メディカルハーブにはどのような効果があるのかと思われているでしょう。
日本で最も有名なのは、おそらくヨモギでしょう。
止血効果があり、傷口などに砕いたヨモギを貼り付けることで止血を行なう事が出来るとして、古くから活用されています。
他、血糖を下げるもの、風邪の症状をやわらげるものなど実に多彩な効果を持っています。
イギリスでは“ハーブ医学校”があり、卒業した人は医療ハーバリストとして医療の分野で活躍しています。
医薬品との併用には十分に注意
ハーブが注目されるきっかけになったのは、アメリカで医療費を削るためにメディカルハーブなどの栄養補助食品の効能が発表され、人々が積極的にセルフメディケーションに取り組みはじめたためとされています。
しかし、それ以上に比較的身近なハーブが医薬品としての効果を持つことで、誰でも簡単にハーブの効果を得ることが出来る手軽さもハーブが注目された理由の一つです。
以前の職場でお客様にハーブの栽培に凝っているという方がいましたが、それだけ簡単に栽培することも出来るものですから、多くの方が注目するのも無理はありません。
ただし、手軽に使えるとはいっても、それなりに効果のあるものですから、医薬品との併用に際しては十分に気をつけなければいけません。
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