商品先物取引は「怪しい投機」ではない -生まれた歴史・売買の仕組み
商品先物取引というと、何やら怪しい投機のようなイメージがあるかも知れません。
確かに現在は投機的に使われている部分もあります。
しかし、もともとは農産物などの物流を調整するために、江戸時代から自然と生まれていた取引なのです。
ここでは商品先物取引(以下「先物取引」)の内容を簡単に説明します。
先物取引の仕組み
たとえばガソリンの場合、今日の全国平均は「約150円」(リットル)です。わかりやすく「1樽150円」としましょう。
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これが半年後、上がるか下がるかを予測します。Aさんは「上がる」と思ったので、ガソリン屋に対し「150円×10樽買うよ」と言います。
「ただし、実際に買うのは半年後ね」と言います。そして半年後、Aさんの予想通り、ガソリンは「1樽200円」に値上がりしました。
その時、Aさんは約束通り10樽を買いに行きます。
本当だったら「200円×10樽」で「2000円」のはずが、Aさんは先に約束していたので、「1500円」で買えます。
そして、その場ですぐに誰かに売れば、500円の利益を得られます。
このように、「先に約束だけ」をして、物の取引をする方法なので「先物取引」と呼ばれています。
ここでは成功例を紹介しましたが、失敗した場合はどうなるのでしょうか。
■先物取引で失敗した場合
Aさんの読みが外れて、半年後に「1樽100円」に値下がりしてしまったとします。約束なので、Aさんはガソリン屋に買いに行かないといけません。
本当だったら「100円×10樽」で「1000円」のはずの量を、半年前の約束通り「1500円」で買うわけです。500円の損ですね。
つまり、株取引と仕組みは似ているのですが、
・結果が半年後までわからない
・結果が半年後に必ず出る
というのが特徴です(半年というのは、このAさんの場合です。実際の期間は取引によって違います)。
先物取引は何のためにあるのか?
上のAさんが損をしたケースを見れば、先物取引が何のためにあるのかわかるでしょう。
ガソリン屋にとっては「半年後に1500円分、必ず売れる」ということがわかるわけです。
もしかしたら2000円で売れるはずのものを1500円で売ることになってしまうかも知れないけど、それは「利益を逃す」だけであり「損をする」わけではありません。
「相場がどう変わろうと、半年後に必ず1500円が入る」とわかっていれば、先々の予定が立てやすいのです。
ガソリンだけでなく、農産物などすべての商品で、生産者や提供者はこうした「安定」を求めています。
これは江戸時代のような昔から同じだったので、江戸時代にはすでにお米の先物取引が始まっていたのです。
こう考えると、もともとは胡散臭い投機ではなかったということがわかるでしょう。
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逆に「安くなる」と予想していた場合は?
ここでまた例え話に戻りましょう。上のAさんは「高くなる」と予想していましたが、Bさんは「安くなる」と予想していました。
その場合、どんな行動を取るのでしょうか。投資用語で言うと「買い注文」をします。
Bさんはガソリン屋に対し「半年後に10樽、その時の値段で必ず買うよ」と言います。
「ただし、僕が買った直後に、今度は君(ガソリン屋)が1樽150円で買い取ってほしい」と言います。
そして半年後、Bさんの予想通り、「1樽100円」まで値下がりしました。
ここで約束通り、Bさんはガソリン屋に行き、「その時の値段」で買います。つまり、「100円×10樽=1000円」です。
しかし、上の約束があるので、ガソリン屋はそれをすぐに「150円×10樽=1500円」で買わないといけません。500円の損です。
■ガソリン屋にとってのメリットは?
上のように書くと、ガソリン屋にとってデメリットしかないように見えます。しかし、もちろん違います。
ガソリン屋はここでも「半年後に必ず10樽、1500円で買える」ということが計算できるのです。
もしかしたら、半年後にオイルショックが起きて、1樽300円などという、とんでもない状態になっているかも知れません。
しかし、そんな時であっても現在と変わらない1樽150円で、必ず10樽入荷できることがわかるのです。
そしてもちろん、それを「1樽300円」で売っていいのです。
つまり、
・商品の量を確実に確保できる
・しかも、高値で売れる可能性がある
というメリットがあるのです。
損をする可能性もありますが、少なくとも「売る品物がない」という致命的な状態は避けられるわけです。
ここでもやはり、本来の先物取引の目的である「物流の確保・安定」というキーワードが生きています。
先物取引も本質は株と同じ
まとめると、先物取引も本質は株取引と同じで、決して怪しい投機ではないのです。
本質を理解して、あくまで「物流のサポート」をしつつ、自分の利益を出している投資家もたくさんいます。
先物取引が怪しくなったのは、それを扱う証券会社などの業者(の一部)がゆがんでいるだけであり、そうした方々がいるのはどの世界でも同じです。
(たとえば、アフィリエイト自体は正しい広告手法なのに、一部の方々がおかしな手法でイメージを落としている、など)
ただ、いずれにしても株取引と同じくハイリスク・ハイリターンであることは間違いないので、素人の方はよく勉強するまで手を出さない方がいいのは確かです。
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コメント (3)
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毎回100万円以上も使われるそうですが、先生は節約家のようで、格安ツアーでお申し込みされ、海外でどーんとお金を使われるそうです。スイスのご旅行も最高級のホテルでお泊りで、現地でオプショナルを存分に楽しまれたそうです。そのとき、ご実家のお父様の様態が急遽悪くなり、スイス旅行を途中で中断され、やむなく日本に帰国されました。
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多くの人たちから感謝されているすごい個人投資家です。
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親子で投資家さん!
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すごい投資家さんです!
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僕の言うとおりに(投資を)すれば、みんな儲かってきて、驚くほど喜んでもらってますよ、と鍵和田さんはニコニコされています。
先物取引は全然怖くないし、慎重にやれば相当儲かると、鍵和田芳光さんは自信を持ってみんなにすすめておられます。このことはつくり話しではなく本当のお話しです。鍵和田さん本人に聞いてみていただいて構いません。なぜなら、鍵和田芳光さん本人も金の先物取引だけで1億円以上もの利益をつくりだしたのですから。