単身女性用の引っ越しプラン -下着・衣類の紛失トラブル対策
単身女性の引っ越しは、男性に比べてデリケートです。
下着などの衣類がつまった箱など、男性スタッフに運ばれたくないものはたくさんあるでしょう。
(もちろん、男性スタッフの方々もほとんどは誠実な方のはずですが、あちらもあちらで気まずいと思います)
ここではそのようなデリケートな女性の引っ越しのプランについて書きます。
主要引越社は、大抵女性プランがある
アリさんマークの引越社、アート引越センターなどの主要な引越社は、大抵女性用のプランを持っています。
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プランの内容は、
・訪問見積もりから運送まで、女性スタッフが担当
・ただし、大型の荷物の場合は男性が手伝うこともある
というものです。引っ越しの作業自体は男性でも女性でも同じなので、それ以外には相違点はありません。
女性の方が安くなるかというと、これはその人の見積もりの内容にもよりますが、基本は変わらないようです。
女性専用プランを用意している分、引越社もさまざまな手間やコストがかかっているわけですから、それも当然でしょう。
男性スタッフは常に需要がありますが、女性スタッフは通常の引っ越しには借り出せないわけですから、引越社にとっては不確定要素が増えるということです。
これが男性相手だったら確実に「割増料金」となるところですから、料金が変わらないというだけでも、十分女性を優遇したプランになっていると言えるでしょう。
女性専門の業者も登場
特定の会社を宣伝するわけではありませんが、たとえば「さくらスマイル引越隊」など、女性の引っ越しを専門に扱う業者も登場しています。
エリアは「北海道・関東・関西」とだけ書かれており、さすがに大手の引越社ほど各地の支部は多くないようです。
対応エリアや料金を見ると、大手の引越社のプランでも変わりがないのでは?と思う部分もあるので、「女性専門」の引越社である理由を、今後も追求していく必要があると感じます。
(正確な料金は、大手にしてもこの業者さんにしても、見積もりを取るまでわからないので何とも言えないのですが)
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下着や衣類の紛失トラブル&対策
女性の引っ越しで一番心配で、実際にトラブルが多いのがこうしたケースです。
普通の引っ越しでも荷物の紛失はあるので偶然かも知れませんが、それでも品物が品物だけに、どうしても疑念は消えないでしょう。
実際に引越社や、そうした消費者の苦情を受け付ける社団法人などに寄せられたものだけでもそれなりの数があるようですが、報告されなかった事例はもっとあると想像できます。
やはりこのような疑いは誰でもかけたくないでしょうし、大抵こういう被害に遭うのは若い女性なので、年配の女性に比べて押しが弱いものです。
そのため、結局泣き寝入りしてしまったというケースも多いと想像できます。
もちろん、このようなトラブルを起こす男性スタッフの方などほとんどいないのですが、ごく一部とはいえそのような事態が起きている以上、引越社が対応をするのは当然と言えます。
■下着や衣類だけ、自分で運ぶ女性も
女性の引っ越しでデリケートな荷物は、これら以外には特にない、というケースは多いです。
そして、衣類や下着はどれだけ多くてもダンボール数箱で住むので、これだけ自分で運んで、後は普通のプランという女性も多く見えます。
「自分で運ぶ」というのも「自分で車を運転していく」というケースもあれば、「梱包と積み込み、荷降ろしを自分でする(トラックは引越社のもの)」というケースもあります。
梱包などの主要な作業を全部自分でやっていれば、仮に中身を盗みたがるようなスタッフの方がいても、手を出すチャンスがないため安心ということです。
■男性の知り合い・友達に手伝ってもらうのも手
他にも、男性の知り合いや友達、恋人などに引っ越しに立ち会ってもらう、というのも一つの手です。
男性だからダンボールを運ぶ程度なら十分役に立てるでしょうし、男性が立ち合っているだけで、スタッフの男性も変な気は起こせなくなるでしょう。
「女性プランがあるなら使えばいいじゃん」と思われるかも知れませんが、どの引越社でも別料金が発生しないとは限りませんし、スタッフが女性限定ということは、それだけ日程も調整しにくいということです。
しかも女性スタッフの方々は非力な分、男性よりも引っ越しに時間がかかります。
トラブルさえ防げるのなら、やはり通常の男性スタッフのプランを活用した方がいいことは、言うまでもないでしょう。
■まとめ
結論からいうと、女性専用のプランや引越社もいいのですが、実際の作業スピードなども考えると、
・下着や衣類だけ自分で運ぶ
・男性の友人に立ち会ってもらう
という対策が一番かと思われます。
単身女性の方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
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