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本当は冷静沈着な救急外来~映画やドラマのイメージとは違います

2014.01.09

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ドラマや映画でよく目にする救急外来。ERと呼ばれたりするところもあります。

救急外来では、医師も看護師も同じようなユニフォームを着て、かっこいいなと憧れを持つ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

また医療従事者の行動もすばやく、緊張感のある場と感じられる方もいらっしゃるかと思います。今回は、救急外来の現場の雰囲気について、ご紹介していきたいと思います。

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ドラマでは慌ただしいイメージがありますが

まず、誤解されやすいのは、ドラマのような現場だけではないということです。

ドラマを見ていると、こんなに焦る必要があるのかと、私の現場と比べてしまうことが多々あります。もちろん、緊張する場面もありますが、基本的には、冷静な判断のもと、1つ1つを確認しながら行っています。

そのためには、救急外来での必要な知識や技術を得ていなければなりません。

また看護の知識や技術だけなく、その場の判断力や実践力、洞察力などが求められるでしょう。もちろん、同僚のスタッフ同士のチームワークは、とても大切で、救急医療はチームプレーがあってこそといっても過言ではありません。

忙しい時こそ冷静に判断

特に私が心がけていたことは、忙しいときこそ冷静になることです。1人が焦るとそれは同僚にも伝わって、ミスの発端ともなりかねません。

常に多重課題に対して、優先順位を決めつつ、同僚に指示することも、自分で行うことも判断していくことが大切なのです。

医師についても、冷静である方は多いです。医師が冷静に的確な指示を看護師に出してくれると、仕事がしやすいですし、頼りになる存在だと感じます。

もしこちらで焦っている姿を患者さんやご家族に見せていれば、対象者の方も焦り、不安が増してしまいます。

医療従事者として達成感を感じる救急外来

このように、救急外来は救急であるからこそ、それぞれの医療従事者は冷静に判断をしているということです。その結果、救急外来でのお仕事は大きな達成感があります。

もし達成感を日々感じながら、医療従事者として働こうと考えている方がいらっしゃるのであれば、ぜひ救急外来をおすすめしたいです。

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