カプセル薬は保存方法を間違えるとまったく使い物にならなくなる
医薬品はどこに置いておいても問題はないと思っている方は意外なほどに多くいます。
しかし、医薬品は保存方法を間違えると全く使い物にならなくなるなどの問題もあるため、医薬品の管理、主に温度管理は非常に重要です。
医薬品には様々な種類があり、錠剤、粉末薬、カプセル錠など形態は様々です。
しかし、いずれの医薬品も保管はしっかりとしなければならず、カプセルなどは管理を失敗すれば、カプセルとしての役割を果さなくなることもあります。
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管理を間違えるともろく壊れやすくなるカプセル薬
カプセルは胃の中で溶ける薬になります。飲んだ直後に中身が出るのではなく、時間差で中身が出るようになるため、効果時間などを操作する事が出来る非常に便利なものです。
しかし、管理を間違えてしまうと、カプセル自体が劣化してしまい、もろく壊れやすくなってしまいます。
本来は胃の中で特定の時間を置いて内容物である薬剤が出てくるように作られているはずが、胃に到達する前の食道などでカプセルが壊れて中身が出てしまうことなどもあります。
そうした場合、十分な薬剤が胃の中に到着せずにカプセル薬の効果を十分に発揮することが出来ません。
管理が悪いと薬がただの粉に
夏場など気温の上がりやすい季節などは特に管理が重要です。ユベラNソフトカプセル200mgやアカルディカプセルなどのカプセル錠は高温状態で液体の状態が変わったり、体積が膨張したりして、外側のカプセルにダメージを加えることもあります。
湿気も避けなければならない問題の一つで、湿気などの影響で薬の成分が変質すると言う事もあります。
温度、湿度ときちんと管理をしなければ、薬としての効果を発揮することなく、ただのカプセルに入った何かの粉程度の役割しか果たさなくなります。
以前の職場でもやはり薬の管理に関してぞんざいな方がいましたが、管理の大切さ、重要性を説明した結果、きちんと管理をするようになりました。
その効果か、薬の効果もきちんと出るようになったと聞いています。薬の効果を得るのであれば、決められた使い方、量、管理をしなければいけません。
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