電車の不快を避ける私の方法~耳触りな音から暑苦しいオヤジまで
混雑した電車に乗るのが苦手です。隣の人のイヤホンから漏れる、シャカシャカという音楽の音が耳障りで気になります。
夏の暑い日には、びっしょりと汗をかいた人から伝わる熱気も嫌です。
隣の人のバッグが邪魔です。いろいろと気になることがあるので、電車の中はストレスばかり。でも、乗らないわけにはいきません。
わたしと同じように感じている人も少なくないのではないでしょうか? 気の小さい私が、そんな嫌なことから逃れるためにしている工夫をご紹介しましょう。
シャカシャカという音は困ったものです
音はとても気になります。携帯音楽プレーヤーで音楽を聴いている人が多いですが、そのイヤホンから漏れる音は耳障り。
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本人は音漏れしていることに気づいていないのでしょうから、直ることはありません。
参考記事:ヘッドホンで音楽を聴きすぎると難聴になります~内耳の細胞が破壊!?
電話で話す人も困ります。最近は減ってきましたが、今でも時々電車内で通話をする人はいます。
驚くのは、鳴った電話を取り「今電車の中だけど、大丈夫だよ。うんうん」と言って話し続けるケース。
「電車の中」と聞いたならかけてきた相手の人は切ればいいのに、と思います。ガラケーを使っている人の中には、キー操作音を消していない人がいます。
メールを打つたびに、ピコピコと鳴ってうるさいです。とても大きな声で会話をする人も困りもの。若者のグループに多いですね。
音から逃れるためには、耳をふさぐしかない!?
うるさい音を出している人がいたら注意するというのも一つの解決策ですが、今どきは「逆切れ」というのが怖いです。
相手に「何が悪いんだ!」とばかりに開き直られたら、対処のしようがありません。
暴力を振るわれたり、刃物を出されたりするのは怖いです。私のように気の小さい者は、注意するのは駅員に任せて自己防衛をするしかない、と決めています。
音が気になるのは音が聞こえるからです。聞こえないようにすれば大丈夫なはず、と考えて、携帯音楽プレーヤーで音楽を聴いています。
もちろん、自分が音漏れさせないようにチェックはします。
特に音楽好きでもないので必要ないのですが、耳をふさぐには曲を聴くのが一番だからとそうしています。
人と接触するのは好きではありません
人から押されるのも好きではありません。混雑した電車だと、揺れるたびに人の体重が重くのしかかってきます。
角のとがったバッグを持っている人に寄りかかられたりすると、ぐりぐりと背中に食い込んでとても痛いです。
「あイタタた」などと悲鳴を上げたところで、押してる本人は人を傷つけていることに気づきません。
隣の下げているカバンが電車の揺れにあわせて、私の膝にポンポンと当たることもあります。痛くはないのですが、意地悪をされているようでもあり不快です。
これも、当てている人はそんなこととはつゆ知らずです。
こちらに背を向けて立っているポニーテールの女性のシッポが、私に当たってうっとおしいこともあります。人の顔や首筋を髪でくすぐっているのに、ご本人は気付きません。
長い髪やマフラーでくすぐられることもありますし、匂いの強い香水が気になることもあります。
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ふれあいを避けるにはガードをするしかありません
人との接触で嫌な気分にさせられないためには、相手を注意したり押し返したりするのも手なのかもしれませんが、これも先方次第では何をされるかわかりません。
また、言われた本人もどうしようもないケースもあります。そのため、自分でなにがしかの防御をするのが一番だと考えます。
私はバッグをガードに使っています。ある程度柔らかくて体にまとわりつくタイプのカバンを、肩掛け用の紐でたすき掛けに持ちます。
幅が広いものです。隣の人との間に腰の周辺に空間ができるため、接触を減らせます。硬いカバンを持っているなど「この人とは接したくない」という人の方向にあわせて、前後右左にバッグを回してブロックします。
たすき掛けにするのは、両手を空けておくためです。吊皮につかまるのに両手を使えると、自分自身の体の向きをかえやすくなります。
カバンの向きをかえにくいときには、自分の体の向きをかえることでも対応できます。
立ち位置を工夫して逃れます
車内ではなるべく人と接触しにくい場所に立つようにします。ドアの両サイドの角は接触が少ない良い場所ですので、空けば確保するようにしています。
また、座席の一番端のポールをつかめる位置も接触が少なく済むエリアです。
その場合、電車が動き出す時などに、進行方向側のポールの方が人の圧力を受けにくいので、ホームから乗り込む際には前側に入ります。
電車の中でカップラーメンを食べないで下さい(怒)
高校生に多いですが、運動部の大きなバッグを床に置いてまたいで立っている人がいます。
足元をがっちりとブロックして一人でかなりのスペースを確保してしまうので、混雑した電車ではとても困ります。
電車が揺れた時などに、足の置き場がなくこちらが転びそうになってしまうのです。
夏の暑い日に、汗びっしょりで電車に乗り込んでくる人もいます。特に太った方の場合、熱を帯びているケースが多いです。
スーツを通して熱気が伝わり、接触面が湿ってしまうこともあります。雨の日に、ビショ濡れの傘を押し付けれられるのも不快です。
電車の中で化粧をする人も困ります。若い女性ばかりですが、失礼ながらあまりお綺麗な方はいません。
見ていると気分が悪くなるので、体の向きを変えてみないようにしてしまいます。体の方向を変えられない時には目を閉じます。
食事をする人には本当にビックリです。おにぎりのような匂わないものならともかく、ハンバーガー類は匂うので特に迷惑です。
ドリンクを膝に置いていれば、いつこぼすのかとハラハラさせられます。今まで見た中でもっとも驚いたのは、カップラーメンを食べている女性でした。
とにかく距離を置くのが一番です
こうした気になる人には近づかないのが一番です。
混雑した電車ではなかなか自分の位置を変えるのが難しいですが、電車の揺れに合わせて移動したり、駅で人の出入りがある際に移動したりして距離を置きます。
バッグをたすき掛けにして両手を空けておくと、こうした移動もしやすくなります。場合によっては車両を移動することもあります。
電車の中での不快な思いは、避けるのが一番、気になる音はイヤホンで音楽を聴いて遮断する、気になる人はバッグでブロックして距離を置いたり、車両を乗り換えたりします。
私はこんな風にして、電車の乗り心地を良くしています。
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