いまベトナムでは空前の日本食ブームになっています
他の海外諸国と比べると食文化に閉鎖的だったベトナムも、ここ最近は外国のレストランが人気となっています。
その中でも取り分け人気を誇っているのが日本食です。
例えば南部ホーチミンでは市内に200店舗以上の日本食レストランが点在しています。
昼時となると、どこも満員で日本人や欧米人の客だけかと思いきや、お店によっては客層の6割以上がベトナム人というレストランもあります。
日本食はカロリーが低く食べやすい
日本食がブームになった理由は主に3つ考えられます。1つはカロリーが低く、クセのない味わいのため、外国料理に慣れていないベトナム人にとっても比較的食べやすい味ということです。
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ベトナム人は欧米料理の定番である肉料理をあまり好まない傾向にあり、特に女性は野菜などヘルシー料理を望みます。そこで日本食の惣菜やお寿司といった料理は、ベトナム人にとってウケがいいようです。
流行に敏感な若者がお寿司を求めて日本食レストランへ
2つ目は寿司ブームです。現在日本のお寿司は世界で大人気となっております。ベトナムでも流行に敏感な若者が、お寿司を求めに日本食レストランに足を運びます。
田舎暮らしが長かったり、ご年配の方は生魚や海苔に抵抗があるようですが、都会育ちの若者はお寿司をこよなく愛しているようです。
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天ぷら、かつ丼、焼きそば、お好み焼き、たこ焼きも人気
最後は日本語ブームが後押ししているという理由です。ベトナムでは英語と並んで日本語を学習する学生が大勢います。
日本の文化に触れてみたいという学生をはじめ、多くのベトナム人が日本食を体験しているのです。
年に数回日本とベトナムの友好樹立を謳ったフェスティバルが各地で行われているのですが、そこでも日本食はやはり人気です。
お寿司、天ぷら、かつ丼といった定番物から、焼きそば、お好み焼き、たこ焼きといったB級グルメも人気があります。
ベトナムの日本食レストランでは、海外で有名な「レインボーロール寿司」をはじめとした、日本ではちょっと食べられないような海外風にアレンジされた料理もあります。
ベトナム滞在中、ベトナム料理に飽きてしまう出張者や旅行者もいらっしゃることでしょう。
そんな懐かしの味が恋しくなった方は、是非ベトナムで日本食をご堪能ください。
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