パンダアップデートと記事作成業者の狂想曲
記事作成業者のパンダアップデートによる恩恵
パンダアップデートにより、コンテンツボリュームの少ないいわゆるペラサイトと呼ばれているサイトの多くが圏外に消えました。
パンダアップデートが登場するまでは、多少コンテンツが貧弱でも被リンクのパワーだけで上位表示されていたサイトがたくさんありました。
しかし、そんな中身のないサイトを上位表示させていたのでは、Googleの検索エンジンとしての信頼性が損なわれる、ということでパンダアップデートが導入されたわけです。
その結果、タナボタ式に業績を伸ばしているのが、記事作成業者です。
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Googleがパンダアップデートによって「コンテンツボリュームの少ないサイトは上位表示させん」と主張しているのは分かっていても、一般のサイト運営者がそう簡単に自社サイトのボリューム増やすことは出来ません。
「サイト運営者=文章が得意な人」
という公式は成り立たないわけです。
そうなると、にわかに脚光を浴びるのが記事作成業者ということになります。
人間、自分の苦手な作業を他人にお願いするというのは、当然の成り行きです。
お金を払ってプロに記事の作成をお願いすればいい、と誰もが考えます。
記事の作成依頼にあたってのジレンマ
しかし、イザ記事を発注してみると分かるのですが、なかなかプロと呼べるだけのクオリティーの高い記事作成代行業者が少ないのです。
単純に在宅ワーカーさんに書かせて、その仲介をしている形態の記事代行業者が非常に多いです。
在宅ワーカーさんというのは、一般の主婦の方なども多く、プロのライターと呼べるレベルにない人が多いです。
もちろん中には、とても上手な文章を書いてくれる人もいるのですが、これは記事が出来上がってくるまで分かりません。博打のようなものです。
ひどいライターさんになると、文章の基本である「て・に・を・は」さえおかしい人もいます。
ライターというのは、国家資格があるわけでもなんでもなく、文章が書ければ別にライターを名乗っても問題ないわけですから、その質はこちらで見極めなければならないということになります。
あくまで噂ですが、日本語の上手な外国人に安く書かせている記事作成業者もいるようです。
いくら日本語が上手な外国人であっても、やはりネイティブである日本人が読むと違和感を感じるものです。
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一番注意しなければならない、コピペの問題
それと、記事作成業者に依頼をする場合に注意をしなければならないのが、コピペの問題です。
ライターさんも人間ですから、ついつい魔がさしてしまうことがあるようです。
他のサイトから丸パクリや前半と後半を入れ替えただけの「コピペ記事」を納品してくることがあります。
「でも、そんなのめったにないでしょう?」
と思うかも知れませんが、意外なことにこれが頻繁にあるのです。
本当に人間不信になるくらいに(笑)
良心的な記事作成代行業者であれば、ツールを使ってきちんとコピペチェックをしてから納品してくれます。
しかし、中にはライターの記事をそのままスルーパスして納品してしまう業者もいますので要注意です。
記事代金が安いからといって、うっかり飛びつくと痛い目にあうことになります。
うっかり納品されたコピペ記事をサイトにアップしてしまうと、パンダアップデートに捕捉されてサイトが圏外に飛んでしまう、などという悲劇が起こる可能性があります。
こうなると、記事代金をあきらめれば済むなどというなまやさしい問題ではなくります。
自己防衛のためには、しっかりしたコピペチェックツールで自己防衛するしかありません。
by 知る蔵
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