徹底検証！ケース別『車の年間維持費を限界まで下げる方法』

2013.11.22

自動車ネタ

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車の維持費が高いというのは周知の事実です。

ここでは「車の維持費をとことん下げる方法」を考えます。

限界まで下げた場合は？

まず最初に「限界」を考えてみましょう。条件は下の通りです。

１）軽自動車（新車）
２）車検は自分でする（重量税などの法定費用のみ払う）

３）駐車場は自分の庭
４）運転をしない
５）任意保険に入らない

4と5（特に4）は、はっきり言って「あり得ない」条件ですが、これが限界まで維持費を安くする方法です。

これで計算してみると、

【1年当たり】
・自動車税…7200円
・車検費用…14500円（自賠責保険料・重量税等含む）
・ガソリン代…3000円（故障しないようにたまに動かす）
・消耗品代…0円
・任意保険料…0円
・駐車場代…0円

合計…24700円

ということで、「約2万5千円」となります。

つまり「運転をしない」というあり得ない条件をつけたとしても、維持費は絶対「2万5千円は要る」ということです。

これ以上下がることは絶対にありません。
（というより、これ以上下げる意味がわかりませんが。笑）

そして、これは実際にはあり得ない数字なので、もう少し現実的な計算をすると、次のようになります（「新車の軽自動車」という条件は同じです）

軽自動車の1年の維持費の内訳

ほとんど電車や自転車で生活し、「どうしても車でないとダメ」という時だけ、車に乗るというスタイルです。
（週に1回、片道10kmの場所に出かけます）

かなり安い
・自動車税…7200円
・車検費用…14500円（自賠責保険料・重量税等含む）
・ガソリン代…7200円（週に20km、月80km、年間960km。150円/L）
・任意保険料…30000円（一番安めのプラン）
・駐車場代…120000円（月1万円）
・消耗品・洗車…3000円（洗車は自分、ウォッシャー液も使わない）

合計…181900円

つまり、「約18万円」ということです。

これが実質「一番安い維持費」と言っていいでしょう。
（もっと運転する方の場合は、ガソリン代を2倍や3倍にしてください）

これ以上安くする方法があるとしたら、

・軽自動車の中でも、一番燃費のいい車に乗る
→スズキ「アルト」、マツダ「キャロル」など。＊国交省の発表のベスト2

・完全無事故を10年貫き、任意保険料を6割安くする
→そうなると同じ内容でも「18000円安く」なります。

これを合わせると、3万～4万は安くなるので、「約14万円」になります。
これが一番現実的な「一番安い維持費」でしょう。

＊最後に、家に庭がある人であれば、「駐車場は自分の庭」にして、「約3万円」まで安くすることができます。

さっきの数字に一気に近づきましたが、やはり「駐車場が最大の敵」なんですね。

また「無事故」を貫くことによって、保険料もただ同然にできるということです。