小倉優子が投資で成功した理由とリーマンショックで失敗のエピソード
投資に詳しいタレントと言えば、誰もが連想するのが小倉優子さんでしょう。
投資関連のインタビューも多く、書籍も書かれています。
ここでは小倉さんの投資の成功と失敗、そこから学べることなどを書きます。
美容・ファッションなど、自分の得意分野から投資した
小倉さんは最初、美容やファッションなど自分がよく知っている分野から投資を始めました。
それも、自分が日頃から愛用していて「この会社の商品は間違いない」と自信を持てる会社に絞っていたそうです。
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芸能界はいうまでもなく、美容やファッションに最も精通した人々が集まる世界です。
その中でもトップレベルの人気を誇っていた小倉さんも、当然ファッションにも美容にも強かったわけです。
そういう自分の強みのある分野なら、むしろ普通の投資家より有利ということもあるんですね。
ドラッカーの言葉を借りるなら「強みの上に築け」というものですが、小倉さんの投資のスタートもまずは「自分の強み」からだったわけです。
最初の成功を収めたことで、さらに情報が入りやすくなる
小倉さんはまず、こうして「最初の成功」を収めました。そうすると次は「投資に強いタレント」というイメージが定着します。
そうなれば投資関係の雑誌やメディアからも次々とインタビューが来て、投資家やファッションとの対談などもひんぱんに企画されます。
そうなると「さらに新しい情報源」が手に入るんですね。
それも、普通の人だったら相当なお金を積んでセミナーに出たりしないと得られない情報源です。
というと「芸能人は特別」というような話になってしまいますが、私が言いたいのはそういうことではありません。
普通の人でも「何も実績がない人」と「実績がある人」だと、断然後者の方が情報が集まりやすくなります。
セミナーで出会うかそれ以外の場所で出会うかは人それぞれですが、どちらにしても「類は友を呼ぶ」という言葉は真実なのです。
本当に、犬のようにお互い匂いで求め合っているのではないかというくらい、人間は似たもの同士で惹かれ合うのです。
(「そんな経験したことないな~」という人は、周りもやっぱり「そんな経験ないな~」と言っているはずです。それこそがまさに「類友」なのです)
なので、自分の得意分野から始めて、小さい結果でもいいので何か結果を出すと、それが突破口になるのです。
そこから大きな情報源を得たり、あるいは儲かったお金を元手にしたりして、どんどんステップアップできるのです。
ある投資家の方はこれを「一歩進めば一歩進む」と表現していました。
動物の歩き方は、一歩歩くと、体の関節の動きの関係で、二歩目も自然と出るようになっています。三歩目も同じです。
というように「歩き出したら、あとは勝手に歩き続けてしまう」というのが動物の体なのです。投資もそうして「まず一歩進む」ことが大事なんですね。
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小倉優子が投資で出した損失
順風満帆に見える小倉さんの投資ですが、実は全然違います。最初こそ順調でしたが、その後は大きな痛手も何度か追っています。
■リーマン・ショックで資産が3分の1に
小倉さんもリーマン・ショックでは手痛い打撃を受けて、あの時点で持っていた株の合計の評価額が3分の1まで落ちてしまったそうです。
あっという間に資産が3分の1になってしまうのが投資の恐ろしい所ですが、普通の人はこれでかなり心が折れてしまうでしょう。
実際、小倉さんもかなり凹んだようでしたが、エイベックスの松浦勝人社長から「このピンチを乗り越えて、器を大きくしてほしい」という言葉をもらい、メンタルを立て直したそうです。
このエピソードは、流れを知らなければ芸能の話でアドバイスを受けたように見えますよね(笑)。
小倉さんみたいなかわいい系のタレントさんが投資をしていることの貴重さをあらためて感じます。
■FXで2回の強制ロスカットを経験→撤退
小倉さんはFXで2回の強制ロスカットを体験されています。そのうちの1回は「エステの最中に急激に円高が進んだ」というものでした。
エステが終わって画面を見たらロスカットになっていてビックリしたそうです(笑)。
(詳しいことはZAiのインタビューでも語られています)↓
小倉優子さんがFXで強制ロスカット!エステの最中に急激な円高が進行!!
他にも1回ロスカットがあり、それでFXは懲りて撤退したそうです。決してすべてが順調に行っていたわけではないんですね。
ただ、FXにはまた戻ることも考えているそうです。
FX会社のイメージキャラクターも過去に何度も務めていましたし、今でもFX会社の企画で取材を受けたりすることはあるので、復帰にも割と意欲的なようです。
(FXだから一人で復帰できるので、もうしているかもしれませんが)
小倉さんの投資に関する情報と、そこから学べるヒントはこのようなものです。小倉さんのファンの方もそれ以外の方も、ぜひ参考にしてみてください。
*それにしても、「こりん星から来ました☆」と言っていた頃とは全く違いますよね(笑)。将来のことを考えてこういう切り替えをできるというあたり、やはり小倉さんは人間的にも頭がいいのだと思います。
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