外食産業系の株主優待ならコロワイド!50万円の投資で年間4万円
株主優待で多くの人が期待するのは、やはり「お食事券」でしょう。
家電製品などの優待は不要なことも多いですが、、食べ物であれば無駄になることはないので、「儲からなくても優待だけもらえればいいや」という人は多いかと思います。
そんな外食産業の株主優待の中でも一番レベルが高いと言われているのが「コロワイド」の株です。
ここではコロワイドの株主優待の詳細を説明します。
約55万円の投資で、年間4万円相当
コロワイドは2月22日時点の株価だと、約55万円の投資で年間4万円の優待を受けることができます。(1万円が年に4回あります)
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利回りにすると7~8%あるので、他の多くの株と比較してもかなりの高利回りだといえます。
配当利回りは一切なく、優待利回りのみに絞っているため、優待がこれだけ充実しているということもあります。
「現金の配当の方がありがたい」という人にとってはマイナスの株かも知れませんが、むしろ素人の方の場合「確実にいくらもらえるかわかっている優待の方がありがたい」ということも多いでしょう。
そうした方には特におすすめの株といえます。
和洋中の多ジャンルで、全国各地で展開
コロワイドというのは会社の名前で、レストランなどの名前ではありません。
コロワイドが経営するレストランなどのブランドがたくさんあり、それらがさらに全国の各地に店舗を持っている、という形です。
ブランドは回転寿司の「アトムボーイ」、居酒屋の「甘太郎」「北海道」、ハンバーグ「くら」、イタリアン「ラ・パウザ」、焼き肉「がんこ炎・がんこ亭」「カルビ大将」、カラオケ「時遊館」…などです。
これらはほんの一部で、まだそれぞれのジャンルでいくつもブランドがあります。
この中で一番有名なのはアトムボーイだと思いますが、他にも「この店知ってる」といいうものはいくつかあると思います。
居酒屋の「北海道」など、コンセプトが独特の店舗も多いので、普段使ったことがない人がたまに使うにも、楽しめると思います。
また、カラオケもあるというのがいいですね。
時遊館などの店舗がある地域は限られているかも知れませんが、それでも近くにある人の場合は、食べることにも使えるし、遊ぶことにも使えるということで、とても使い勝手のいい優待だと思います。
四国と九州は店舗がない
やや残念なのは、四国と九州、沖縄には使える店舗がないということです。基本的に関西はコロワイドは弱いです。
なので、関西の方の場合は、「上京した時に使う」などの限定的な使い方になるかも知れません。
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それだと4万円分あっても使いきれるかわかりませんが、自分が使えなくても東京の友達に買い取ってもらうなどして、現金化することはできると思います。
*ちなみに、コロワイドは香港やベトナムなど、海外にはなぜか店舗を持っています。
四国や九州の人にとっては、先にこれらの地域に出してもらいたいところでしょうが…(笑)。
(もちろん世界戦略などいろいろあってそうされているのでしょう)
■各地の特産品との交換も可能
コロワイド株のいいところは、外食で使えるというだけではなく、各地の特産品と交換することもできる、ということです。なので、食べに行かなくてもいいんですね。
カニなど好きな名産品を送ってもらい、家で贅沢に楽しむということもできるわけです。
なので、近くにコロワイドの店舗がなくても、そのような特産品をもらうのに使えば問題ないので、そうした使い方をするのもいいと思います。
ポイント式で、1円単位で使える
さらにコロワイドが他の外食株より優れているのは「1円単位で使える」ということです。普通、株主優待の食事券はお釣りが出ません。
しかしコロワイドのお食事券はカード式になっていて、残高が1円単位で記録されています。
なので「お釣りも出る」ということです。これは地味に大きいと思います。
仮に4万円分の優待を「1回あたり1500円」の食事で使ったとしましょう。そうすると大体26回の食事をするわけです。
お釣りが出ないとなると毎回「少し多め」に注文するので、大体300円程度オーバーします。26回×300円なので、8100円となります。
仮に200円オーバーに押さえたとしても5200円なので、意外と大きい金額です。
「50万円投資できる人なら5000円~8000円くらい別にいいだろ」と思われるかも知れませんが、それでもやっぱり「優待とは別に払わされた感」はあると思います。
「お釣りが使えるからおすすめ」というよりも、そういう株主心理を考慮して、投資が集まりやすくしているという工夫がいいなと思います。
(つまり、消費者の視点ではなく会社側の視点で見た感想ですが。もちろん、消費者=投資家から見てもありがたいですけどね)
コロワイドの株主優待に関する情報は上のようなものです。
外食の優待については、他にも吉野家やマクドナルドなどについて書いていますので、そちらも参考にしてみてください。
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