中国人女性に日本人男性はモテる?~留学・長期滞在体験からの本音
日本人の40代の漫画家さんが、20代の中国人の女の子と結婚した生活をつづった『中国嫁日記』のヒットは、知っている方も多いでしょう。
4コマ漫画本ですが、累計で50万部以上という大ヒットを記録し、現在3巻まで発売されています。
この作品を読んで「日本人男性は中国でモテるのか?」という疑問や希望を持った男性もいるかも知れません。
ここでは私が中国に長期留学したり滞在したりした経験から感じたことを書きます。
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とりあえず「友達」には簡単になれる
中国人は誰とでもすぐに「友達」になります。バスで席が隣り合っただけとか、そのくらいのことでも簡単に「友達」になってしまいます。
これは中国人が昔から大事にしている「関係(グワンシ)」のためです。
中国人が世界のどの土地に行っても強いのは、どこにいっても必ず中国人のコミュニティがあり、その中で仕事から生活まですべての面倒を見ることができるからです。そういうコミュニティを作るため、溶けこむため、中国人は誰とでもフレンドリーに関係を築くのです。
そういう文化背景があるので、「友達」には簡単になれます。
GDPで抜かれたとはいえ、一人あたりのGDPは依然として日本の方が断然高いので、中国人にとって日本人は「お金持ち」です。
お金持ちの国の人との接点を持てるということは、どの国の人にとってもメリットの大きいことなので、友達になるだけなら割と簡単にできます。
男性としてモテるかどうかは、日本とまったく同じ
一方、男性としてモテるかどうかの「難易度」は、私が見る限り日本とほとんど同じです。日本でモテる人は中国でもモテる、日本でモテない人はモテない、という感じです。
もちろん、日本人と付き合うにはあまり役立たない中国語が向こうではプラスになったり、逆に日本の合コンなどで使われる独特の「モテテク」はあまり役立たなかったり、というちょっとした違いはあります。
ただ、そうした違いを除けばほとんど同じと言えます。
■地域によっては、経済力のおかげでモテやすくなる
中国といってもいろいろな地域があります(中国は国というより一つの小世界なので)。北京や上海の人件費、物価はかなり日本に近づいているので、これらの地域にいっても「お金持ち」として扱われることはありません。
しかし、雲南省などの比較的辺境な地域に行くと、日本人はまだまだ「お金持ち」です。月に2万円あれば、日本人でも問題なく生活できるような地域ですから、月収20万の日本人でも、こちらの感覚でいう「月収200万」くらいのお金持ちなのです。
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*雲南での生活費の詳細はこちらの過去記事で。↓
【中国移住】雲南省・大理なら月2万~3万で滞在可能です
このくらい物価の差があるので、「お金パワー」によってモテるということはあると思います。もちろんお水のお仕事の話ではないですし、「お金で人の心を買える」というようなことを言っているわけでもありません。
ただ、日本人同士でもやっぱり経済力のある人は頼もしいと思います。時間に余裕があるので心の余裕もあることが多いですし、お金があってプラスになることはあっても、マイナスになることはないでしょう。
なので、地域によっては「お金パワー」によってかなりモテます。もっとも、女性とのコミュニケーション力や清潔な外見など、当然必要な他の要素もありますが…。
モテる男性の外見のタイプは?
これは日本とほぼ同じです。ジャニーズ系はやっぱりモテます。
ただ、日本よりも「背が高い」「体格がいい」ということのポイントが高いかも知れません。
日本ではさほどモテなかった身長180cmの友人が、留学中は現地の女の子からモテモテだったのを記憶しています。
当時はNBAでヤオ・ミンという長身の選手が大活躍しており、中国人でありながらNBAのスター選手となっていたのですが、彼の影響もあるかも知れません。
彼のおかげで「背が高ければ、中国人でもバスケで天下を取れる=背が高いのはいいことだ」というイメージが生まれて、日本よりも長身が有利に働く、となったのではないかと思います。
体格がいい、つまり筋肉があった方がモテるというのは、中国に限らず海外全般で言えることだと思います。世界が日本の男性アイドルを見ると「ゲイか?」と驚くというくらい、日本のアイドルは細いそうです。
細いといってもバク転やバク宙を軽々としているので、鍛え方が違うだけなのですが、海外では厚い胸板、逆三角形の上半身という、男性ホルモン全開の男性の方が、アイドルとしてもモテるということです。
運動不足の方がこれを聞くと「うーん」と思うかも知れませんが、逆に言うと体を鍛えればそれでモテやすくなるということで、顔に自信がない男性にとってはむしろプラスだと思います。
体を鍛えてモテやすくなるのに加えて、体も健康になったら一石二鳥ですよね。
まとめると、雲南省などの物価の安い地域にいくと、「日本人というだけでモテる」は多少体感できるかも知れません。
ただ、それにしても日本とさほど大きな違いはありませんし、何より中国は長期ビザが取りにくいので、「中国でモテよう」というのは非現実的というのが結論です。
当たり前ですが、楽してモテようとするのではなく、日本でもどこでもモテるような男性になった方がいいのでしょう。
*ちなみに、南米だと日本人男性はとてもモテます。
それに関する記事も書いているので、「日本人というだけでモテたい」という男性は、ぜひご覧ください(笑)。↓
日本人男性がモテる国は? -南米(ブラジル、ペルー)の体験談
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