中国や韓国の女子高生たち~制服はジャージ?女子寮のシャワーは屋外?
日本人男性がなぜか大好きな女子高生(笑)。
中国や韓国の女子高生はどのようなルックス、生活なのか気になる方も多いでしょう。ここでは私の留学や長期滞在、旅行で見聞きした情報を書きます。
中国の女子高生は全員ジャージ
地域にもよるかも知れませんが、私が見てきた限り、中国の女子高生はほとんどジャージです。(中学生もジャージです)
日本のような制服はなく、ごくごく一部の高校が採用しているかも知れないという程度です。(少なくとも天津、雲南省ではほぼゼロでした)
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たまに「中国の女子高生の制服」といってネットにアップされる画像はほとんどが台湾のものです。台湾では日本と同じような制服があります。
ただ、胸の部分についているマークが日本のデザインと明らかに違うので、文字が読めなくても台湾の女子高生だとすぐにわかります。(学校にもよりますが、日本のように「シンボル化」されていない感じです。デザインが複雑なものが多いです)
■しかも、どの学校も同じジャージ
これも地域によるとは思いますが、天津の場合はどの学校も同じジャージでした。
理由は簡単で、私が留学していた頃(08年)の天津は北京オリンピックの直前でした。なので「海外の人の印象」を中国はよくしたかったんですね。
そのため、お金のない学校がダサいジャージを着せていたりすると困るわけです。
「全員一律で、我が国の文化度を示すのに相応しいジャージを着用すること」という「お触れ」を出したわけです。
実際、デザインはとてもおしゃれでした。
日本の私立の学校が使うようなデザインで、全体は青、そこに白や赤のラインが入るというものでした。日本の町中にいたら、確実に日本の高校生か中学生に見えると思います。
韓国の女子高生の制服は?
私は韓国には旅行で行っただけなのでさほど多くは観察していません。ただ、2012年の夏にソウルで少し見た限りでは、日本のコスプレのような制服がたまに見られます。
日本の制服のようにシックな落ち着いたデザインではなく、もっと派手なデザインです。
たとえば「ピンクのチェックのスカート」とかそういう感じです。それも暗めのピンクではなく、パーティーグッズでありそうな明るい色のピンクだったので、本当にコスプレに見えました。
しかし、持っているかばんや、参考書を見ながら勉強している様子などを見ると、どう見ても本物だったので「ああ、韓国ではこういう制服が普通にあるのか」と妙な所で感心したのを覚えています。
逆に韓国人からしたら日本人の制服がコスプレに見えるのかと思うと、ちょっと不思議ですね(笑)。
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全然遊ぶ時間がない、中国の高校生
これは女子に限らず男子もなのですが、中国の高校生は全然遊ぶ時間がありません。私の学部は、中国からの留学生が多分日本有数で多い学部でしたが、留学生の友達が中国の高校時代のことをこう語っていました。
「朝の8時から夜の9時までずっと勉強だった」
「遊びたくて、日本の大学に来た」
日本の大学がずいぶん甘く見られているなと思いましたが、自分も含めて確かに遊んでいる学生ばかりだったので、反論はできませんでした(笑)。それにしても「1日13時間学校にいる(しかも部活なしで勉強だけ)」というのはちょっと異常だなと思います。
最近は中国もクリエイティビティを育てることを重視しているので、がんじがらめの暗記教育は減らしているようです。それでもやっぱり日本の高校生とは勉強時間が桁違いなのだなと色々なデータを見る度に思います。
どちらがいいのかは…よくわかりません。私は日本で育って幸せだったと思いますが、壁を超える経験というのは自分一人の意志ではなかなかできないもので、厳しい環境で育った人の人生に憧れる気持ちはこの件に限らずあります。
高校の女子寮のシャワー室が外にある
これは雲南省の女子大生の友達から教えてもらった話ですが、彼女が通っていた高校には女子寮があり、そこのシャワー室は屋外にあったそうです。露天風呂ならぬ露天シャワーですが、それがまた「豚小屋の隣」にあったそうです(笑)。
なので、高校時代の彼女はいつも豚がブヒブヒ言っている側でシャワーを浴びていたわけですね(笑)。
雲南省は意外と寒いので冬など大変だったと思いますが、とにかく中国の「女子寮」にはそんな場所もあるのです。
(雲南省などの内陸部の発展が、やや遅れているということもあるのですが…)
■中国でも「女子高生」はモテるのか?
日本の女子高生はモテます。(モテるといっても「画像が人気」ということですが)
しかし、中国人の女子高生は私が見た印象では特にモテないです。上海などのおしゃれな垢抜けた子は違うかも知れませんが、内陸部などに行くと絵に描いたような苦学生もたくさんいますし、どちらかというと人間愛の対象ではないかなと思います。
(私に「露天シャワー」の話をしてくれた子は外見もかわいかったですが)
中国でモテるのは、やはりリッチな女性だと思います。まだまだ貧富の差が激しい国なので、若さよりも経済力が、女性の場合も大きな魅力となっていると思います。(リッチで若ければ、さらにモテるでしょうが)
以上、中国と韓国の「JK事情」でした。
中韓の高校教育に関する情報として(?)、参考にしていただけたらと思います。
by ハーランド・坂井
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