海外での調査とは、個人や法人などそれぞれにおいて海外と何らかの繋がりがある場合に、相手国内で対象を調べるための調査となります。

海外へのアプローチが容易になり渡航できる国が増える中、海外との関わりというのも自然に多くなりました。

ただその一方ではトラブルが生じたり巻き込まれたりすることもありますので、海外での調査のニーズはさまざまな方面から寄せられることになります。

まず個人の依頼者から寄せられる案件では、海外での浮気・不倫調査、結婚相手が海外にいる場合の結婚調査、海外で行方不明になった人物に対する所在調査、海外留学中のお子様に対する素行調査などがあげられます。

浮気・不倫調査

浮気調査に関しては、長期間の海外出張をしている配偶者を対象とするケースが多くなります。

やはり海外ではご家族と離れた生活の中で寂しいということもありますし、また逆に海外ゆえに心が大きくなり不貞行為に走る方がいるのです。

海外での浮気は、その後一定年数のあとに社命を受け日本に帰ることになりますから本気になる可能性は低いものの、不貞行為によりトラブルを引き起こしたり子供ができてしまうと更なるリスクを抱えることにもなりかねません。

浮気の兆候がある場合にはしっかり調査をおこなうことが望ましいといえます。

海外にいる結婚相手や留学中の子供に対する素行調査

続いて結婚相手が海外にいる場合の素行調査についてです。

調査対象者が国内にいるのであれば自分である程度の情報収集や行動確認をすることが出来ますが、所在が海外であればそれも難しくなります。

そのような場合は海外に拠点を設ける探偵事務所に依頼するしか調べる方法はないといえます。

これは海外で行方不明になった人物に対する所在調査でも同様のことが言えます。

この場合は同地の探偵事務所と提携関係がある探偵事務所や、国際的な探偵社組織に加盟している事務所のほうが幅広い調査をおこなうことができますし、結果が得られやすいといえます。

また法人からの海外での調査に関する依頼では取引企業に対する確認調査が多く、それ以外では債権債務関係の調査もあります。