インドネシアの通貨、ゼロが多すぎます
海外旅行に行くときの旅行の準備はとても楽しいですよね。
現地での洋服やカード、カメラ、持ち物なんかを詰めている瞬間はまるで小学校の頃の遠足の前日のようにウキウキしてしまいます。
しかしよほど旅に慣れた人でない限り、日本から準備していきたいのはその国の通貨。
現地空港の両替所はレートが悪いところが多く、悪質なところでは実際よりも少ないお金を渡されたりしてしまうこともありますから、出発前に銀行や日本の空港で両替しておくのが安心ですね。
インドネシアはインドネシアルピア(Rp.)という通貨が用いられていますが、このインドネシアルピア、あまりにもゼロが多すぎて各国の旅行者を困らせてしまっているのです。
スポンサーリンク
ひょっとしてお金持ち!?
インドネシアでよく使うお金と言えばRp.1,000、Rp.2,000、Rp.5,000、Rp.10,000、Rp.20,000、Rp.50,000、Rp.100,000の7種類です。
この時点で既にゼロが多いと感じるかと思いますが、正規表記方法ではここに更に「.00」がくっついてきますので、もう一体いくらなのか訳が分からなくなってきます。
日本円からインドネシアルピアに両替するとかなりな札数になるのでお金持ちな気分を味わうことができますが、それもたったの一瞬、日本円で千円かと思ってしまうRp.1,000は実は10円でしかありません。
インドネシアルピアから日本円への計算は単純計算でゼロを2つ取ればいいとされており、手元にお札がたくさんあったとしても計算してみるとなんてことはない、実は日本円にして300円程度しか持ってなかったなんてオチもあるんです。
待たれるデノミネーション
このあまりにも多すぎるゼロに対応するため、インドネシア政府は2011年に通貨を切り上げる(または切り下げる)デノミネーション提案を承認しました。
しかし計画は5~10年といわれており、なんでもゆっくりに進むインドネシアですからひょっとすると20年くらいかかってしまうんじゃないかと冗談を言うインドネシア人もいます。
なんといっても一番大きい通貨であるRp.100,000は千円程度でしかありませんから、二万円も両替すれば財布はパンパンになり、ポケットに入らないという不便さも出してしまっているのです。
スポンサーリンク