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見た目が劇的に変わったミュージシャンたち~過去の栄光といまのスガタ
ロックミュージシャンといえば誰もが憧れるかっこいいビジュアルでなければいけません。ところが人間、そうそう長年かっこいい見た目でいられるわけもありません。だけどやっぱりいつまでもキレキレでとんがっていてほしい!
そんな願いをこめて、“見た目が変わり果てたミュージシャン”たちの姿をおとどけします。さらしちゃってゴメン!
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ガンズ全盛期の美青年ぶりに女性ファン狂喜乱舞!?そりゃ売れるわけだ
▲ガンズ全盛期のアクセル・ローズ。モテキ到来してます、たぶん
まずは見た目の衝撃度でいえばこの人しかいないでしょう!ガンズ・アンド・ローゼズのボーカリスト、アクセル・ローズです。この人の変わりようはかなり話題になりましたからご存じの方もいるでしょう。
1987年にアルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』でデビューするやいなや、一気に世界的なロックバンドとして頂点にのぼりつめたガンズ。
バッドボーイズロックを体現したメンバーのビジュアルも人気のもとでした。その中でも悪童ぶりと反比例する美青年顔が女性ファンをキャーキャー言わせていた彼。相当もてたでしょうね。
ところが1993年のツアーを最後にバンドが活動を停止、次々ともめごとがおこりだすと姿を見せなくなりました。久しぶりに日本に帰ってきたのが2002年のサマーソニックでのこと。
結構太めでも許されるレベルだったサマソニ来日時、懐かしさが勝っちゃいました
約10年振りの登場ということもあって、ファンの期待する中現れたのはかつてのシャープさがなくなった中年アクセル!時の流れは残酷ですね~と誰もがうなずきつつ、久しぶりの「パラダイスシティ」で大合唱して大満足。この頃はまだ良かったんです。
その後2007年に新生ガンズの単独ツアーとして来日公演を開催。この時には体形も年齢の割にはスリムで、細かく編み込まれたヘアスタイルが似合っておりビジュアル的にはかっこよかったです。
2009年には長年発表が噂されてきたニュー・アルバム『チャイニーズ・デモクラシー』をとうとうリリース。HR/HM雑誌『バーン』でも表紙でガンズ特集が組まれるなど盛り上がり、2年振りの来日公演を開催。
ついにリリースされた『チャイデモ』ちょっと見ない間にプロレスラーみたいになっちゃいました
▲なんか文句あんのかエ~!?オラ!リングに上がってこいっ!
僕はこの時の東京公演を東京ドームに観に行ったのですが、彼が登場した時は我が目を疑いました。
「あれ?スタン・ハンセンがステージにいる!?」良く目をこらすとそこにはヒゲをたくわえバンダナ姿でマイクを握りしめるアクセル・ローズが。たった2年の間になにがあったんだ!?
とはいえ、この日のライヴは前日の大阪公演をしのぐ4時間近い演奏でファンは大満足。声もしっかり出ており、充実ぶりを感じさせました。ちなみにTシャツ売り場ではXLサイズが売り切れ!体形が変わったのはファンの方も同じでした(笑)。
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テレビに登場したデッド・オア・アライヴのパフォーマンスに凍りつくお茶の間!
▲初期タモリのイグアナモノマネ時代…いや違います、全盛期のピート・バーンズ王子さま
見た目が変わり果てた、というよりは何かしらの改造失敗によりモンスター化してしまったのがピート・バーンズ。1980年「デッド・オア・アライヴ」のボーカルとしてデビューし、ユーロビートを流行させた張本人です。
日本でも大変人気があり、「夜のヒットスタジオ」にも出演。左右に従えた男性のダンサーが曲が進むにつれどんどん衣服を脱いでいくさまはお茶の間をハラハラさせました。僕も親と見ていて気まずくさせられましたよ!
ピート・バーンズは実はバイセクシャル。デッド・オア・アライブの絶頂期には女性と男性とピートの計3人で共同生活をしていると公言していました。あやしい風貌に男女問わずひきつけられてカリスマ的な人気だったんです。
成功を手に入れたピートでしたが、どうしてもコンプレックスがあったようです。整形手術がエスカレートしすぎた結果顔面は変形してしまい、徐々に当時の面影はみあたらなくなってしまいました。
一時は執刀医との訴訟問題になり、治療と裁判にこれまでの全財産をつぎ込んでしまったピート。一時は絶望の淵に立たされた彼ですが、テレビのドキュメンタリー放送への出演をきっかけに復活。
これがピート・バーンズだと中学生の頃の自分に教えたら恐らく信じないでしょう
▲なんとなくまだマシな画像を選んじゃいました。近影でございます
音楽活動を再開させてからは日本でもベストアルバムがリリースされました。最近では完全にドラッグクイーンと化し全盛期の見る影もありませんが、音楽の魅力は変わりません。目を瞑って絶世の美男子を思い浮かべながら聴きましょう。
年齢とともに太ったり痩せたり、縮んだり伸びたり?するのは仕方がないとしても整形による変化というのはいただけないです。
マイケル・ジャクソンも生前色々な噂が飛び交っていましたが、見た目にも変わっていく様子がはっきりわかるのは嬉しいものではなかったですよね。
ミュージシャンはいつもシュッとしていてほしい、でもやっぱり音楽が良くなければ意味がありません。創作意欲が整形に向いてしまわないようにしてもらいたいものです。
文・岡本貴之
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