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初心者にぴったりのエレキギターはこれだ!~もう楽器店で迷わない
楽器店へ行くとさまざまなギターが並んでいます。初心者の場合、この中からいったいどれを選べば良いのかと迷ってしまうかもしれません。
そこで、ここでは基本的なエレキギターの種類についてお話したいと思います。
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基本中の基本!ストラトキャスターとは?
▲ストラトキャスターといえばこの人!スティーヴィー・レイ・ヴォーン
エレキギターといえば、ほとんどの方がイメージするのがストラトキャスターでしょう。1950年代にフェンダー社からリリースされたこのギターは今やエレキの代名詞ともいうべき存在となっています。
フェンダー以外からもさまざまなコピーモデルが発売されており、現在もっとも選択肢が多く、入手しやすいタイプです。
もちろん、初心者のファーストギターにもとても適しています。とてもシンプルな操作性を持ちながら、幅広い音色を出すことが可能なギターです。
直感的にサウンドをコントロールすることができますので、経験の浅いギタリストでもすぐに基本的な音作りをマスターできるでしょう。
また、定番であることから交換パーツの入手が容易です。万が一故障してしまった場合も、すぐにリペアすることができるという点も大きなメリットとなります。
もう一つの定番モデル!レスポールでロックしよう
▲世界で一番レスポールの似合う男!ジミー・ペイジ
ロックギターの象徴と呼ばれるもう一つの定番モデルがレスポールです。
オリジナルはギブソン社によってストラトと同じく1950年代に発売されたものです。これもさまざまなメーカーからコピーモデルが登場していますので、手軽に入手することができるでしょう。
サウンドの幅という面ではストラトより劣ってしまいますが、ハムバッカーピックアップならではの太いサウンドがとても魅力的です。エフェクターの乗りがとても良く、ノイズも少ないことから初心者にも使いやすいギターです。
しかし、衝撃にとても弱く、ハードケースに入れていてもちょっとした衝撃でネックが折れてしまう恐れがあります。ストラトのようにボルトでネックとボディを接合しているわけではありませんので、ネック折れの際のリペアには多額の費用がかかってしまいます。
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エレキギターの元祖?テレキャスターで個性派を目指す?
▲クラッシュのジョー・ストラマーもテレキャスの使い手です
世界で初めて量産されたソリッドボディエレキギターはテレキャスターといわれています。これもストラトと同じくフェンダー社によって開発されました。
作ることのできるサウンドの幅はかなり狭くなりますが、このギターにしか出すことのできない独特の音を持っています。
サーキットがとてもシンプルですので、操作性も優れています。
ストラトやレスポールと比較すると、種類はそれほど多くありませんので、選択肢の面ではやや狭くなってしまいますが、個性派ギタリストを目指すのであれば選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
セミアコースティック・フルアコースティックギターで独自のサウンドを
▲フルアコといえばグレッチ!グレッチといえばブライアン・セッツァーです
ソリッドボディだけがエレキギターというわけではありません。内部が空洞になっているセミアコースティック・フルアコースティックタイプのものも、とても魅力的です。
従来はジャズ系やロカビリーといった特定のジャンルでしか使用されていませんでしたが、近年ではポップスやロックの世界でも使用されるようになりました。
代表機種といえば、ギブソンのES-335(セミアコースティック)グレッチのナッシュビル(フルアコースティック)などになります。
残念ながら、前述のソリッドボディタイプと比較すると種類はあまり多くありません。
廉価モデルも少ないことから、初心者には敬遠されてしまいがちです。しかし、その独特なサウンドから、必ず使い道はありますので一本は持っておきたいタイプであると言えるでしょう。
どのギターにも共通して言えることですが、慣れればプレイアビリティがとても良いモデルが多いですのでファーストギターとしてチョイスしても良いのではないでしょうか。
フライングVやエクスプローラー!変形モデルは初心者には不向き?
ハードロックやメタル系のジャンルでは定番となっている変形ギターは一般的に初心者には不向きとされています。
その理由としてよく挙げられているのがプレイアビリティの低さです。特にフライングVなどは座ってプレイすることがとても難しいことから、初心者には薦められないことが多いようです。
確かに、スタンダードなスタイルでのプレイが困難なギターを初心者の段階で手にしてしまうと変な癖がついてしまうことがあります。これが上達の妨げになってしまうのは確かに事実です。
しかし、一般的な弾き方が必ずすべての人にとって正しいとは限りません。いずれは自分にとってベストなプレイスタイルを模索することになりますので、フライングVからギターをはじめても問題ないと筆者は考えています。
いくつかの代表的なギターを初心者向けにご紹介させていただきました。初心者向きのギターというものは確かに存在しています。しかし、最終的には自分が気に入ったギターを選ぶべきです。
好きなギターを手にすることで練習へのモチベーションを高めることができるのであれば、一般的に「初心者向け」といわれるギターを無理に選ぶ必要はありません。
まずは楽器店で好きなギターを手にしてみましょう。
Byチリペッパー眞木
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