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入門用オーディオインターフェース~2万円以下で買えるオススメ品は?
オーディオインターフェースは宅録をする上で欠かせないアイテムです。とはいえ、どのメーカーのどんな製品を買えば良いのか非常にわかりにくいですよね。
中には非常に低価格の製品もありますが、自分が欲しい機能がついていなかったり、音質の悪さが目立つことも。失敗しない買い物をするためには、オーディオインターフェースの正しい知識を学ぶことが大事です。
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オーディオインターフェースの使い方を覚えよう!本体表は入力関係メイン!
▲一般的なオーディオインターフェースの本体表画像。(画像1)
オーディオインターフェースは「音の出入り口」です。画像1はローランドという大手メーカーのオーディオインターフェースです。
ご覧のようにオーディオインターフェースにはたくさんのスイッチやツマミがありますが、すべてのスイッチ類、ツマミ類がどのような役割をしているのか覚える必要はありません。一見すると扱うのが難しそうな機材ですが、実際に操作する個所はかなり少ないのです。
さっそく本体表から見ていきましょう。何やらいろいろとありますが、今回はビギナー向け記事ということで、必ず覚えて頂きたい個所だけ解説します。
まず注目して頂きたいのは「OUTPUT」と「SENS」の二つです。簡単に言えばOUTPUTが「音量調整をするツマミ」、SENSが「録音する時の入力レベル調整をするツマミ」です。
OUTPUTに関してはわかると思うので、SENSに関して少しだけ触れておきましょう。
ギターやマイクをジャックに繋いで録音する訳ですが、このSENSを右に回すことで、どれだけのレベルで録音するのか決めることができます。
DAW側で現在の入力レベルを確認することができますので、大体-2.0dBから0dBまでの間でレベルを調整します。音が割れないように調整すれば良いので操作自体は簡単だと思います。
次に、中央にある「HI-Z」というスイッチに注目してください。電気的な話になるので詳しいことは割愛しますが、このHi-Zを押すことでギターやベースを本来の音でレコーディングすることができます。
もちろんHi-Zがなくてもレコーディング自体は可能ですが、電気特性の問題で音が劣化してしまいます。楽器を使いたい方は必ずHi-Zスイッチがあるオーディオインターフェースを選ぶようにしましょう。
本体裏は出力関係がメイン!重要なスイッチもあるので覚えておこう
▲一般的なオーディオインターフェースの本体裏画像。(画像2)
本体裏で重要なのは「PHANTOM+48V」と「SAMPLE RATE」の二つです。PHANTOM+48Vはコンデンサーマイクを使う際に必要な「ファンタム電源を供給するスイッチ」です。
ダイナミックマイクはジャックに挿すだけでそのまま使えるのですが、コンデンサーマイクはファンタム電源があるオーディオインターフェースでなければ動作しません。
コンデンサーマイクはボーカルやアコギのレコーディングに必要ですから、もし使う予定がある場合は、ファンタム電源を使えるオーディオインターフェースを購入しましょう。
SAMPLE RATEはオーディオインターフェースのサンプリングレートを設定するスイッチです。聞き慣れない言葉ではありますが、オーディオインターフェースの性能は「量子化ビット数」と「サンプリングレート」で決まります。
オーディオインターフェースの製品サイトに「24Bit48kHz」などという表示がありませんか?これは24Bitが量子化ビット数で、48kHzがサンプリングレートということになります。
今回はビギナー向けの記事なので、細かいことは書きませんが「数値が大きい程、高音質な再生と録音が可能になる」と覚えておいてください。
とはいえ、宅録で使うオーディオインターフェースに関してそれほど音質に違いが現れないので、24Bit48kHzあたりの製品を選んでおけば大丈夫です。
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すぐに音楽制作を始められる!DAWが付属してくるオーディオインターフェースを選ぼう!
▲ステインバーグ社のCubase7 AIというDAW(画像3)
オーディオインターフェースは「DAWが付属している製品」を選びましょう。各社からさまざまな製品が販売されていますが、機能が制限されているビギナー向けのDAWが付属してくる物があります。
画像3のCubase7 AIはステインバーグ社のオーディオインターフェースを購入すると付いてきます。制限されているとはいえ音楽制作には十分な機能を備えていますので、これから宅録を始める方にオススメです。
付属のDAWは下位モデルですが、上位モデルにバージョンアップすることも可能です。
音楽制作を続け、今の機能に満足がいかなくなったらバージョンアップすれば良いでしょう。DAWはCubaseやSonarあたりが無難だと思いますので、興味がある方は調べてみてください。
入門用にオススメな2万円以下で買えるオーディオインターフェース
▲ローランド社のDUO-CAPTURE。DAWはSonar X1 LEを付属。(画像4)
▲プレソナス社のAudio Box 22VSL。DAWはStudio One Artistを付属。(画像5)
▲ステインバーグ社のUR22。DAWはCubaseAIを付属。(画像6)
最後に2万円以内で買える筆者オススメのオーディオインターフェースを紹介しましょう。
「初心者なのにいきなり2万円は高い!」と思った方が大半かもしれませんが、初心者だからこそ最初は良い物を買った方がいいのです。
筆者としてはDTMを始めるからにはぜひとも本気で取り組んで欲しいと思っているので、最低でも1万円から2万円クラスのオーディオインターフェースを手にとって欲しいですね。
今回紹介するのは三機種ですが、それぞれ特徴はありますが大きな性能差はないです。画像4、画像5、画像6は2万円台で購入できる上に即戦力で使えるDAWがついてくるオーディオインターフェースです。これからDTMを始めるならこれらの製品を選んでおけば間違いありません。
By黄昏症候群
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