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はじめてのデスクトップミュージックならドラム音源からスタートしょう
デスクトップミュージックをはじめて間もないあなたは、最初にどのパートの音源にお金を使いますか?
今回は、ドラム音源に最初の投資をすることを想定して話を進めたいと思います。
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最初の音源は使いやすさ重視で
デスクトップミュージックをはじめたばかりの頃は、DAWやインターフェースの仕組みやいろいろなことで手探り状態だと思います。
筆者はデスクトップミュージックをはじめるまで、PCはネットサーフィンしかしたことがありませんでした。デスクトップミュージックをはじめると、覚えることが多くて本当に手探りでした。
そんな時に導入する新しい音源ソフトは、できる限り分かりやすいモノにしましょう。
もし難しいシステムの音源を買っても、説明書を読めば何とかなるかもしれません。しかし専門用語が多く、説明書で心が折れてしまう可能性があります。
筆者は「難しいモノから入れば、他のモノも簡単に操れるようになる!」という考えで、ちょっとややこしい音源を選択し、2年ほど封印されました。(笑)
今でこそ理解できることも、最初は経験がまったくないので原因もわからず、少しのミスで混乱して使わなくなってしまいます。まずは使いやすそうな音源からチョイスしていけば、少しずつ経験が蓄積できて、難しい音源も使えるようになると思います。
はじめの一歩に最適なドラム音源たち
前置きが長くなりましたが、説明書がなくても簡単に操作できる音源を紹介したいと思います。
「ドラム音源」と検索すると必ず紹介されているものの1つ「EZ drummer」というソフトがあります。最初から8000以上のドラムパターンが入っていて、「ドラム全く叩けない!ドラムのフレーズなんて知らない!」という方でもすぐ使用することができます。
▲筆者も初めて導入したのがこのソフト
使い方はいたって簡単、DAW上で開き「グルーヴウィンドウ」から好きなパターンを「トラックにペースト」するだけです。もちろん気になるパターンがあればクリックすれば「試聴」も可能です。
▲基本リズムからフィルインまでたくさん収録されている
ドラムの各パーツも変更することができ、お好みでサウンドを変更することが可能です。
拡張音源も多種多様に発売されており、「鍋、タイヤ、ジャンク品」の音をあつめた音源から「TR-808」などのリズムマシーン音源までさまざまです。値段も本体は¥12000ほど、拡張音源も¥10000以下でリーズナブルです。
音も非常に良く、初期設定のスネアの音が筆者はお気に入りです。
次は今流行りの「ボカロP」がよく使っているドラム音源「Addictive Drums」です。
▲細かいさまざまなサウンドメイクも可能なのがうれしい
こちらもたくさんのパターンが収録されており、すぐに使用することが可能です。これは「EZ drummer」より各パーツの設定が細かくできるので、「はじめてだけど、やっぱり少し音にこだわってみたい!」という方に最適ではないかと思います。
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こちらもさまざまな拡張音源があり、非常に安い値段で売っています。また、「拡張音源セット」があり、初期投資にしては高価かと思いますが、10種類の拡張音源と本体がついてきます。
「Addictive Drums」で筆者が思うのは、音が少々個性的に感じます。他の音源もそうかもしれませんが、「これAddictive Drumsっぽいな」っていう音がします。
箱では定価¥17800ほどですが、最近は「シリアル版」という製品のパスワードのようなものが書かれただけの「紙」で販売もされており、¥10000以下で販売されております。
心が折れないほどの難易度?超リアル音源「BFD」
前項の音源たちはDAWとの相性がバツグンで操作も簡単なので、はじめての導入にはもってこいです。
ここで紹介する「BFD(最新バージョンはBFD3)」は、それらと比較するとは少し面倒です。しかし、間違いなく全ドラム音源の中でもバツグンの「リアルさ」を誇っています。筆者が組んでいるバンドのドラマーが、筆者が打ち込みで作成していると知っていながらも、本物かどうか確認してきたくらいです。
音は素晴らしく、画面も見やすく操作も簡単なのですが、他が少しめんどくさくクセ者です。
▲筆者が所持しているのは「BFD2」です。
まずはじめに、ソフトの容量に驚くことでしょう。最新の「BFD3」は約60GBの容量が必要です。6年ほど前に筆者が使用していたPCの半分の容量です(笑)
やはり「リアル」を追求しているためか、情報量がすさまじいのです。
そこで公式では、この莫大な音源データを、外付けハードディスクにダウンロードし、そこから本体で音源を読み込むように勧めているのですが、ここで外付けHDDを購入しなくてはなりません。
PC本体に音源データをおいていても大丈夫らしいのですが、素晴らしいパフォーマンスを発揮できない可能性があるそうです。
筆者は「BFD2」を持っていますが、ディスクが5枚もあり、インストールに時間もかかってしまいました。
また「BFD3」は改善されているそうですが、「BFD2」にはすぐ使えるような基本的なリズムパターンがあまりなく、ほとんどドラムソロみたいなパターンでした。
「ドラムはたたけるので、音にはすごくこだわりたい。」「もっと挑戦してみようかな。」という方にはいい商品ではないでしょうか。
どの音源から強化していくかは自由ですが・・・4
なぜ今回「ドラム音源」から購入することを想定して書いたのかというと、筆者の考えでは、最初に楽曲の骨であるドラムを強化しておいた方がよいのではないかと思ったからです。
やはり「いい音」で作っていると楽しくなります。いい音は土台になる楽器であればあるほど、楽曲を組み上げていく際の安心感や、安定感を与えてくれると思います。
少しのお金を出せば「いい音」が買えてしまう時代です。はじめたての頃は、このなんともいえない安心感や、楽しい気持ちが次の作品につながっていくのではないでしょうか。
今回紹介した3つの音源以外にもたくさんのドラム音源があります。しかし、見た目や使いやすさ、音、値段に重点を置くとこの選定となりました。
これら3つの音源は、よくセールをしているので、その時に買うと非常にお得です。
筆者:takahiro
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