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求められるベーシストになるために王道の練習方法を極めよう
多くの人に求められるベーシストになるには…とても難しいテーマのように思えるかもしれません。しかし、王道の練習をしっかりと重ねることによって、バンドだけではなく、音楽関係者や音楽ファンからも求められるベーシストになることができるかもしれません。
現在アマチュアのみなさんの目標は何でしょうか?やはり、最終的にはプロを視野に入れている方も多いかと思います。プロになる、ということはそれだけ多くの人に求められることを意味します。
必要とされるベーシストを目指すことは、同時にプロフェッショナルへの道に繋がってくるものです。一歩づつ前に進み、ステップを踏み、もっとベーシストとして上を目指してみたいと思いませんか?
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コピーするなら徹底的に
アマチュアに限らずベーシストに不可欠な練習方法がコピーです。フレーズをコピーして一緒に弾く方法は欧米のプロミュージシャンも必ずやってきた王道の練習なのです。
「スケールの練習はテレビを見ながらでもできます。」と書きましたが、このコピーだけはオリジナルのベースラインを聴き取る集中力が必要です。
最近では、コピーをするために音程はそのままでテンポだけを遅くできたり、同じフレーズを繰り返し聴けるコピー機能がついたレコーダーがあるのでミュージシャンには大変便利な時代と言えます。
このコピーですが、コードチェンジの複雑な曲であれば、まずルートの音を曲全体から聴き取っていきます。そして部分的なフレーズに進みますが、この時に弾いているポジションに注意して下さい。
プロのベーシストはプレーする際には常に次のポジションを想定して演奏しています。
同じAの音でも3弦解放か4弦5フレットかで音のインパクトが異なり、スムーズなフレージングをするためにも正確なポジションまでコピーする必要があるのです。
休符やニュアンスまでコピーすることが大切
また、アマチュアベーシストのプレーでよく感じるのは、休符の扱いが雑だと言うことです。難しいフレーズを弾くだけがベースプレーではなく、正確に休符をキープするのがグルーヴを表現するために非常に大切なのです。
コピーをするなら、単にフレーズだけでなくポジションチェンジや休符、Aメロとサビのニュアンスの違いまで徹底的に注意してコピーして下さい。
雑なコピーの人と徹底的にコピーする人とでは、そのプレーにおいて大きな違いになってくるのです。
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求められるベーシスト
アマチュアのライブだと一つのバンド単独のライブだけでなく、数バンドでのライブも多いようです。つまり、自分達のパフォーマンスは常に他のバンドのメンバーからも観られている状態です。
こんなライブで素晴らしいベースプレーを披露できれば、必ず他のバンドからも注目されることになります。ライブにはバンドだけでなく音楽関係者も来ていることが多く、優れたプレーは彼等の目にも留まるのです。
アマチュアからプロミュージシャンになる人は、こんなシーンで必ず次へのステップを手に入れています。例えば、バンド全体で他のライブへのオファーとか、他バンドからのメンバー参加の要請だったりです。
その場で貴方のベースプレーが気に入った音楽関係者から仕事の依頼があるかも知れません。
求められることによって得られるもの
アマチュアの場合ですと、今のバンドメンバー全員に満足しているケースはそれほど多くありません。
「ウチのバンドはボーカルがイマイチだな」とか「ギターの奴、もっと上手く弾いてくれよ」などと、メンバーに不満を持っているケースがほとんどなのです。でも、自分自身が成長すればするほど、もっと上手いミュージシャンとプレーしたいと思うのは当然の欲求なのです。
いくつかのバンドが出演するライブは、こうした上昇志向のミュージシャンにとって絶好のプレゼンテーションの場になります。
グルーヴやテクニックだけでなく、ステージパフォーマンスなども含めて自分を上手くアピール出来れば必ず他から声が掛かってくるのです。
アマチュアからプロへ向けてのステップ
そうして次のステップ、また次のステップに登ることでいつの間にかプロミュージシャンになった例が筆者の周辺にも数多くあります。と言うか、ミュージシャンの公開オーディションが一般的でない日本では、こうしたプロへの道が1番多いようです。
「優れたプレーは必ず誰かが見ている。」
そんな求められるベーシストを目指して頑張って下さい!
優れたベーシストになるためには、辛く厳しい練習を続けなければならないイメージがあります。確かにそれは事実かもしれません。実際に現在プロベーシストとして活躍している方は多くの努力を積み重ねてきています。
しかし、音楽を心から愛しているのであれば、それを辛いと感じないはずです。もっともっと音楽を好きになって、楽しく練習を続けることで貴方も素晴らしいベーシストになれる可能性があるのです。
By JJ
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