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クラシックロックのテイストを持った注目の若手ミュージシャンたち
「最近のバンドはつまんねえな!」なんて思っているクラシックロックファンの方はいませんか?でもそれって、自分が音楽に興味をなくしているだけかもしれません。
いま、若いながらもクラシックロックのテイストを持ったミュージシャンがたくさん活躍しているんです!
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ストライプスは決して新しい音楽はやっていないはず。なのにカッコいい
▲見て下さい、このアー写!何時代!?
ザ・ストライプスは2011年に結成されたアイルランド出身の4人組バンド。メンバーの年齢はなんと平均16歳!かなり若いですね。
弱冠16歳にして彼らが作り出すサウンドは、チャック・ベリーやザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ヤードバーズなどのクラッシックロックを彷彿させるリズム&ブルースです。メンバーは60~70年代の音楽にインスピレーションを受けているそうです。
デビューのきっかけは彼らに目を留めたエルトン・ジョン。彼の勧めもあり、エルトン主催のロケット・レコードと契約した後、2013年にシングルデビューしました。
同年、念願のアルバム・デビューを果たしますが、プロデュースには、セックス・ピストルズの唯一のオリジナルアルバム『勝手にしやがれ!』などで知られるクリス・トーマスを起用するという破格の扱いで制作されました。
単なるアイドルバンドかと思われがちですが、その実力はライブでの演奏を見てもらえばわかると思います。なにしろサウンドが古い上にキレッキレでカッコいい!クラシックロックの良さを完全に現代に甦らせています。
イギリスの大物たちも絶賛しているその実力は日本でも存分に披露されています
▲演奏する際のルックスもいいですね。
イギリスではジェフ・ベック、ポール・ウェラー、ノエル・ギャラガー、デイヴ・グロールなど、彼らのファンを公言するアーティストが続出。毒舌ばかり吐いてるメンツなのにすごいですね。
2013年4月には一夜限りの来日公演を行い、当然のごとくソールドアウト。さらにはテレビ朝日「ミュージックステーション」にも出演。そしてファンの熱い要望に応えるように半年後には異例の早さで再来日し、初のジャパン・ツアーをおこないました。
福岡では会場が当初の予定の2倍のキャパを持つ場所に変わるなど、かなりの期待度で迎えられたこのツアー、チャック・ベリーの「リトル・クイーニー」やボビー・トゥループの「ルート66」のカバーを披露するなど、ロッククラシックへの敬意も表明しています。
再び出演した「ミュージックステーション」では、同時期に来日していたキッスとも世代を超えて競演するなど、話題が尽きませんでした。
そして今年は「フジロック」に参戦が決定しただけでなく、その前の週に北海道で開催される「ジョインアライブ2014」にも出演。従来日本のバンドしか出ていないフェスだけに、もはや日本人アーティストの扱いかのようです。
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ジェイク・バグは歌も良ければ顔もいい!理想のソロ・シンガーです
▲なんだか線が細そうな所に芸術家らしさを感じますね。
ストライプスより年齢は上ですが、それでも20歳というジェイク・バグも若きオールドロックの継承者です。
17歳でマーキュリー・レコードと契約した彼は、すぐにノエル・ギャラガーとストーン・ローゼズのオープニング・アクトに抜擢され、音楽ファンの注目を集めました。
2012年10月にリリースされたデビュー・アルバム『ジェイク・バグ』は本国UKアルバムチャートに於いて堂々初登場1位を記録。とてつもなくビッグなデビューです。
その演奏スタイルはアコースティックギターでの弾き語りを基調にバンド形式でおこなうもの。ファーストアルバムを最初に聴いた印象は、ボブ・ディランに声が似てるということでした。そしてゴツゴツした粗いサウンドはアナログ感があり、妙に大人です。
2013年にはサマーソニックへ出演が決定し、その前の5月にはプロモーションとお披露目ライブで初来日しました。実はこの時にレコード会社から取材受付のリリースがあり、僕は某媒体を介して取材申請をしていたはずなんですがなぜか実現はせず、非常に残念でした。
彼の人気の理由は音楽性はもちろんのこと、その端正なルックスにあるのではないでしょうか。とにかくイケメンですから一度来日公演を観に行ってみて下さい。
いまどき珍しいストレートなブルースフィーリングを感じさせるゲイリー・クラーク・ジュニア
▲この人のギターを聴くとジャンルとか時代とか何も考えてない気がします。
昨年デビューアルバム『ブラック・アンド・ブルー』をリリース、いきなり全米アルバム・チャート初登場6位を記録した黒人ギタリスト、ゲイリー・クラーク・ジュニアも若手ながら渋すぎるブルースマンです。
ローリング・ストーンズの50周年記念ライブにオープニングアクトとして参加しただけでなくストーンズとも共演して注目を浴びました。
「21世紀のジミヘン」なんていう、うたい文句は大げさでしたが、赤いエピフォン・カジノから繰り出されるささくれ立った音色はダイナミックで、大物ぶりを感じさせます。
どのミュージシャンもクラシックロックをリスペクトしつつ、現代的な音で勝負しています。ロックは時代の音楽です。今を生きるアーティストの音をぜひ聴いてみて下さい。
文・okamoto
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