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仕事に疲れたら鉄道をテーマにした音楽を聴いて脳内旅行にでかけよう
先日、テレビで『逆向き列車』という誰もが思う“会社を休んでどこかに行きたい”という細やかな夢に密着したドキュメント番組を放送していました。確かにそんな夢はありますよね。そんなときは鉄道にまつわる音楽で脳内旅行をしてみませんか?
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鉄道カテゴリーを携帯音楽プレイヤーに作ることから始めましょう。
▲せめて毎日新幹線通勤なら楽しいのに!
毎日仕事で忙しいとなかなか音楽を聴いたりすることもままならないかもしれません。そこでスマホや携帯プレイヤーで、せめて通勤時間には聴くように心がけましょう。そしてカテゴリーにひとつ「電車・列車」というのを作ってみましょう。
まずは明るくテンションがあがる曲を聴いてみて下さい。エレクトリック・ライト・オーケストラ、ELOのナンバーで「ラスト・トレイン・トゥ・ロンドン(ロンドン行き最終列車)」です。
ELOをプログレバンドと敬遠しているとこんな良い曲を聴き逃すことに!
▲ELOの曲の中ではかなりポップな曲ではないでしょうか。
1979年のアルバム『ディスカバリー』に収録されたこの曲はシンセのフレーズが印象的なディスコ・ナンバーです。サビのファルセットも強烈で、電車の中で聴いたらノリノリになってしまいそうです。しかし曲は少し感傷的な憂いを帯びています。
もっと元気になりたい人にはボン・ジョヴィで「ホームバウンド・トレイン」をおすすめします。彼らの人気を確固たるものとした1988年のアルバム『ニュージャージー』に収録された曲です。
哀愁を感じさせるギター、機関車のSEからドラムが蒸気機関車のように地響きを立てるオープニングがカッコイイこの曲。ギターソロからベースソロと、メンバー紹介的なライブのシーンが浮かんできます。
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ボン・ジョヴィはバンド自体がどこまでも続くレールを走る列車のようだと思っていたのに…
▲この2人どうみても仲良しだと思っていたんですが。バンドっていろいろありますね。
作詞作曲はジョン・ボン・ジョヴィとリッチー・サンボラになっているものの、ライブではリッチーがリードボーカルを取る等、どうやら彼が中心になっている曲のようです。それにしてもリッチーはバンドに戻ってくるのでしょうか?気になりますね。
ソウル・アサイラムのヒット曲「ラナウェイ・トレイン」は1992年に発表したアルバム『グレイブ・ダンサーズ・ユニオン』からシングルカットされました。アルバムはトリプル・プラチナ・ディスクを獲得、この曲もグラミー賞を獲得しました。
翌年ビル・クリントンの就任式でも演奏するなど彼らの代表曲ですが、ミュージック・ビデオには実際に行方不明となった子供たちの写真と名前が映し出される構成になっています。
賛否両論を生んだこのビデオの影響で、何人かの子供が見つかり親元に帰ったケースもあったといいます。その一方で家に帰った子どもが母親に殺されてしまうという事件も起こったとのことで曲のせいではないとはいえ、いたたまれない気持ちになります。
おっと、暗くなってしまったらこの記事の意味がありませんね。ここで元祖パンクス、ニューヨークドールズの「サブウェイ・トレイン」を聴いてみましょう。ルーズな演奏とだるそうなデヴィッド・ヨハンセンのボーカルが印象的です。
ニューヨークの地下鉄の猥雑さを思わせる元祖パンク・グラムバンドの一曲
▲ケバい上にあんまりカッコよくない!これを最初にやるのは勇気いりますね。
ケバケバしいファッションでパンクでありグラムロックの先駆者としても評価されている彼らですが、音楽性は意外とルーツロックに根差したものであり、この曲も都会派の退廃的なロックンロールといった趣です。憂鬱な月曜日の朝の満員電車が似合うかも!?
邦楽にも鉄道をテーマにした曲はたくさんありますよね。僕が真っ先に思い浮かんだのは、ザ・ブルーハーツの「トレイン トレイン」。高校1年の時にまだこの曲が出る前にライブに足を運び、アンコールで初めて聴いた覚えがあります。
そのとき、ブルーハーツは登場するなり「チンチンブラブラブラザーズです!」と甲本ヒロトが言ったきりとうとう最後までバンド名をちゃんと言いませんでした(笑)。まだそれほど知名度がなかった頃なのになんという大胆なバンドだったんでしょう。
そしてジャパニーズロックの王様、矢沢永吉にはキャロル時代の「0時5分の最終列車」という名曲があります。これは矢沢自身が広島から列車に乗って横浜まで出てきた、いわゆる「成り上がり」の有名なエピソードをモチーフにしているようですね。
永ちゃんといえば初期の代表曲として現在でもライブで取り上げられる「恋の列車はリバプール発」もあります。どちらも単純なロックンロールですが、歌詞の内容で聴かせるところは後年と違うところです。昔はファンが感情移入しやすい曲が多かった気がします。
ジャンルをロックに限らずに言えば、実家が長野県にある僕とすればやはり狩人の「あずさ2号」が一番心にある鉄道ソングなのかもしれません。
毎日の通勤時間にぜひさまざまな鉄道ソングで、忙しい日々をひと時忘れてみませんか?
文・okamoto
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