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プライベートスタジオを作ってみませんか?~自宅で音楽制作を楽しむ
こちらは、プロが実際に使うレコーディングスタジオです。雑誌やテレビで何となく見たことがあるのではないでしょうか。現在流通している音楽CDは、多くの場合こういったプロ仕様のレコーディングスタジオで作られています。
今回はこのようなプロの現場には焦点を当てません。スタジオはスタジオでも、個人専用のスタジオ、プライベートスタジオです。
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プライベートスタジオとは?
まずはこちらの画像をご覧ください。
これは、個人のプライベートスタジオです。プロの仕様とはことなり、必要最低限の機材をそろえています。この部屋でもレコーディングスタジオと同じように、音楽を制作する事ができます。
中央には画面のモニター、左右にはスピーカーがあり、打ち込み用のMIDIキーボード、その横にはオーディオインターフェースがありますね。オーディオインターフェースとは、わかりやすくいえば楽器の入り口です。
本体とパソコンをUSB等でつないでおり、本体に楽器シールドを挿せるインプットジャックがあります。そこにギターやベースを挿して使います。
画面に映っているのはDAW(作曲ソフト)です。ちなみにDAWとはデジタル・オーディオ・ワークステーションの略です。このDAWを使ってレコーディングや打ち込みをします。
早い話、パソコンとオーディオインターフェース、DAWがあれば音楽制作が自宅で可能になるわけです。
前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
どうしてプライベートスタジオが必要となるのか
これから本格的に作曲活動をしていきたい方にはプライベートスタジオの構築をオススメします。部屋の規模は小さくてよいですし、高価な機材は必要ありません。プライベートスタジオがあれば、じっくり時間をかけて自分が納得いくまで作曲活動ができます。
パソコンや音楽機材などの普及により音楽制作の敷居がさがったいま、自分だけのスタジオを作ってみてはいかがでしょうか。
自宅で気軽に音楽制作を
もちろん自宅で音楽制作用のスペースを確保するとなると、それなりの問題が生じてきます。一番の問題は、音量でしょうか。中でもアパートやマンションに住んでいる方は、大きな音を出しにくいでしょう。
では、そういった方にとってプライベートスタジオは作れないのでしょうか。
正解はNOです。作れます。小さな音量でも音楽制作は可能です。
まず、音楽制作に必要不可欠なスピーカーですが、スピーカーの役割は音を鳴らすだけではありません。
音の定位(音が鳴っている位置)、音量、音の成分(低音高音など)を自分の耳で聴き取るためにスピーカーが必要なのです。小さな音量でもそれぞれが聴き取れる解像度の高いスピーカーを用意すればいいのです。
それに加え、密閉型のヘッドフォンもあればなおよいでしょう。「だったらヘッドフォンだけでいいのでは?」となるかもしれませんが、やはり基本はスピーカーです。
音像を把握するためにはスピーカーから出力された音を聴く必要があります。ヘッドフォンはあくまで補助として使うべきでしょう。
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さまざまなプライベートスタジオ
それでは最後に、3種類のプライベートスタジオの画像を例に挙げ、少しだけ解説してみたいと思います。
まずは1枚目、こちらをご覧ください。
非常にオシャレかつシンプルにまとまっていますね。写真ではノートパソコンを使っています。持ち運びができるので何かと便利ですが、スペックには注意を払う必要があります。
DAWは比較的高スペックを要求されます。ノートパソコンはデスクトップと比較すると非力なものが多くなります。メインマシンとして使う場合は、できるだけ高いスペックの物を選ぶようにしましょう。
デスクトップパソコンはパーツの交換による性能アップが可能ですが、ノートパソコンはメモリを増やすことくらいしかできません。このプライベートスタジオは、アパートやマンション向けといったところでしょうか。
次に2枚目です。
メインマシンはデスクトップパソコンで、デュアルディスプレイ(2つの画面を同時に使うこと)により、作業効率をアップさせています。デスクトップパソコンの強みは、前述した通り、パーツ交換による性能アップが可能なことです。
なかでもハードディスクの追加、交換ができるのはうれしいところ。万が一メインのハードディスクが破損しても、もう一台のハードディスクにバックアップデータが保存してあれば大切なファイルの損失を免れます。
せっかく作りこんだ楽曲も、ハードディスクが破損してしまえば全てが水の泡になってしまいます。何事もバックアップは大切、というところでしょうか。
最後に3枚目です。
プライベートスタジオとしてはかなりレベルの高いものです。壁に吸音材が貼ってあり、余計な音を吸音しています。
出力が大きいギターアンプもあることから、この部屋ではかなりの音量を出せるはずです。右奥に吸音フィルターが装着されたマイクスタンドがあることから、この部屋でボーカルのレコーディングをすることも可能です。
これだけの機材があると、プロのミュージシャンのプライベートスタジオなのかもしれませんね。以上、3種類のプライベートスタジオを見ていただきました。
いかがだったでしょうか。自分だけのプライベートスタジオ、作ってみたいと思いませんか?初期投資こそ必要ですが、一度環境を構築してしまえば、そこはもうあなただけの音楽空間です。
好きなだけ音楽に入り浸りましょう!
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