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こんなギター練習法もあり!~初心者に効果抜群(?)奇抜トレーニング
人にはそれぞれに合った練習法があります。特にエレキギターの場合はさまざまなプレイスタイルが存在していますので、一概にどれが正解であるとはいえないでしょう。だから、楽器店や書店にはさまざまな教則本が並んでいます。
ここでは、ちょっと変わった練習方法をご紹介してみましょう。
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変則的なトレーニングを行うメリットとは?
▲自分にとってもっとも効率的な練習とはどんなものでしょう?
前述のとおり、人によってベストな練習方法は異なります。一般的なセオリーに則った練習は確かに多くの人にフィットするものです。しかし、すべてのギタリストに必ずマッチする方法であるとはいえません。
もしかすると、あたりまえに続けてきた練習方法がまったく自分に合っていないものである可能性だってあります。
みんながこの練習法で上達しているのだから自分だって…そんな考えがあなたの上達を妨げているのかもしれません。セオリーから大きく外れた練習法であっても、人によってそれがベストなエクササイズである可能性があります。
一度、自分の中の「常識」を壊してしまうような変則的なトレーニングに挑戦し、レベルアップのきっかけを探してみましょう。
速弾きはスポーツ!?ストップウォッチ片手に練習に励め!
▲ギターのレッスンにストップウォッチ?意外に効果あるのかも…
身体的な能力の限界に挑む、という点から考えれば速弾きは一種のスポーツと言っても過言ではないでしょう。極限まで速く指を動かせるようになるには、スポーツ的なトレーニングも必要となってきます。
大テクニカルギターブームが巻き起こった1980年代、それまでの楽器トレーニングの常識を覆すようなとんでもない練習法が話題になりました。
それがストップウォッチ・エクササイズです。
その名の通り、決まったフレーズを弾き終えるまでのタイムを計測するといったもので、リズムも何もあったものではありません。まるで音楽的ではない練習方法です。
実は当時筆者もこの方法に挑戦したことがあります。確かにピッキングやフィンガリングのスピードは飛躍的に向上しました。
リズムを意識しないことから、実践で使えないのでは?という疑問を抱いてた筆者。しかし、速いフレーズを余裕を持って弾くことができるようになったため、バンドでプレイする際によりリズムを意識することができるようになりました。
筆者にはとても効果のある練習法でした。
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コードを押さえたままギターを振り回す!?ちょっと危険な握力アップ法
▲握力を鍛えるのも確かに大切ですが…
ギターを手にした初心者が最初につまずいてしまう壁の一つがバレーコードです。セーハを上手くできずに挫折してしまう方も多いのではないでしょうか?
コツを掴んでしまえば、それほど難しいことではありませんが、ここでは単に握力を鍛えて強引にセーハしてしまう方法をご紹介しましょう。
これは、某ギター雑誌で、ジ・アルフィーの坂崎幸之助がレクチャーしていたエクササイズです。
なんと、セーハした状態でギターを持ち上げ、振り回してしまうという大胆かつ危険な方法です。重量のあるレスポールなどでやってしまうと手がつってしまいますので注意してください。
正直、筆者はこの方法はあまりお勧めできません。あまりやりすぎると握力に頼ってギターを弾くようになってしまうためです。
あまり押弦が強すぎると音がシャープしてしまいますし、素早いコードチェンジにも対応することができなくなってしまいます。
ですが、力技でギターを弾いてしまうギタリストも少なくありません。セオリーには反してしますが、このスタイルがフィットする方もいるでしょう。あまり無理をしない程度に挑戦してみると良いのではないでしょうか。
暗闇でギターを弾きまくれ!感覚で覚えるミラクルレッスン
▲暗闇でギターを弾く…一見馬鹿げていますが、効果的なんです
これは筆者がギターを始めた当時によく実践していた方法です。
やり方はとても簡単。部屋を真っ暗にし、何も見えない状態で練習するというものです。実際にやってみると自分がいかに視覚に頼ってプレイしていたかがわかるはずです。
ステージ上で指板をじっと見ながらプレイするのはあまり格好良いものではありません。特にロックにおいてはほとんどギターを見ずにプレイするのが理想的でしょう。
このエクササイズに慣れてくると、視覚にまったく頼らずにプレイすることができるようになります。手の感覚、耳の感覚を鍛えることができますので、とても素晴らしいレッスンであるといえるでしょう。
ただし、このエクササイズにも欠点があります。それはまったく違ったギターを手にすると感覚が狂い、混乱してしまうという点です。
エレキギターの定番であるストラトキャスターとレスポールではスケール(弦長)がまったく違います。あまり手の感覚だけに頼りすぎていると違うポジションで弾いてしまうことになってしまいます。
ただ、感覚を鍛えることは大きなメリットにもなりますので、あなたの練習の一部に加えてみてはいかがでしょう?
ここでご紹介した方法はどれも一般的なものではありません。しかし、チャレンジしてみる価値は十分にあるでしょう。
一度、セオリーにとらわれたトレーニングを見直してみてはいかがでしょう?
Byチリペッパー眞木
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