© バンドやるZooh!~バンド好きの仲間が集まる総合情報ポータル All rights reserved.
DTMに必要な周辺機器~オーディオインターフェイス・スピーカー・etc
以前の記事でDTMには高性能なパソコンが必要で、DAWはOS(マックやウインドウズのこと)に合わせて選べば良いという話でした。今回はオーディオインターフェースをはじめ、DTMに必要な周辺機器を紹介したいと思います。
音の出入り口!オーディオインターフェースを知ろう!
▲何やら複雑そうな機械ですが、操作自体はそれほど難しくありません。(画像1)
スポンサーリンク
DTMをする上でオーディオインターフェースは必要不可欠です。オーディオインターフェースとは、簡単に言えば「音の出入り口になる機械」です。
画像1はイギリスの老舗メーカー、フォーカスライトのオーディオインターフェースです。
左側の方にいびつな形をした穴がありますが、ここにケーブル類を挿して使います。このジャックが「音の入り口」になる訳です。
「音の出口」は本体の裏にあるのですが、出口からスピーカーに繋ぎ、入力した音を出力します。一見複雑そうな機械に見えますが、やっていることはごくシンプルです。
オーディオインターフェースの選び方ですが、できるだけ有名メーカーの無難な物を選んだ方が良いです。なぜかというと「間違いない」からです。
これからDTMを始める初心者だからといって、よくわからない格安のオーディオインターフェースを使うのはオススメできません。
そもそもオーディオインターフェースはDTMの中核を担うくらい大切な機材ですから、初心者でも良い物を選んだ方が良いです。入門用には一万円から二万円台のオーディオインターフェースがオススメです。
オーディオインターフェースの性能についてはここでは割愛しますが、他の人が使っている感想などを参考にして選べば良いでしょう。
ただ、音質の話だけは注意してください。
「このオーディオインターフェースは音が良い!」という感想が多いですが、ハッキリ言ってあてになりません。その音質が良いか、悪いか、実際の音を聴いていないのに人の話だけで判断するのは危険です。
なので「このオーディオインターフェースは安定している!」「使いやすい!」といった感想を参考にした方が良いでしょう。
スピーカーは解像度の高いモニタースピーカーを用意しよう!
▲解像度が高いスピーカーは音の定位をハッキリ聴き取ることができます。
オーディオインターフェースから出力された音はスピーカーから出てきます。スピーカーにはさまざまなタイプがありますが、DTMではモニター用スピーカーを使います。
DTMは音楽を作る作業がメインになりますが、音楽を聴くのも大事な作業です。作業中の未完成な曲を良いスピーカー環境で聴き、最適な状態に調整するのが我々の仕事です。
そこでモニター用スピーカーの登場です。
モニター用と専門的な言葉がついていますが、構造自体は普通のスピーカーと何ら変わりありません。スピーカーには解像度があって、解像度が良い物は音の定位が良くわかります。定位とは、音そのものが鳴っている場所のことです。
たとえば、ロックなどを聴いていると、ドラムのシンバルは真ん中よりか左右にありますよね。これが音の定位です。
また、モニター用スピーカーは機器(オーディオインターフェースなど)の優劣がハッキリと分かるのも特徴です。スピーカーに関しては「安かろう悪かろう」です。やはり解像度の高い物はそれなりのお値段がします。
ですが、初心者でもオーディオインターフェース同様、有名メーカーの無難な物を購入することをオススメします。
スポンサーリンク
打ち込みにはMIDIキーボードがあると便利!
▲MIDIキーボードは各社からさまざまなタイプが販売されています。(画像2)
画像2はMIDIキーボードという機材です。ちなみにMIDIキーボードがなくてもDTMはできます。しかし、作業効率が段違いなので、ぜひとも揃えておきたいアイテムです。
ピアノの鍵盤のような外見ですが、MIDIキーボード単体では音が出ません。別名MIDIコントローラーとも呼ばれ、ゲームのコントローラーと同じ役割を果たします。テレビゲーム(たとえばプレステ)って本体にコントローラーを繋いで操作しますよね。
それと同じことで、パソコン内の音源を操作するためにMIDIキーボードを使います。
基本的に打ち込みで使用するのですが、マウスでポチポチ入力するより、MIDIキーボードを叩いて入力した方が手っ取り早いのです。入門用のMIDIキーボードは、画像2のように多機能な物ではなく、必要最低限の機能がついたシンプルな物がオススメです。
ボーカルやギターの録音に!何かと便利なマイクを持っておこう!
▲画像は世界標準とされるシュアー社のSM58というダイナミックマイク
マイクは一本持っておいた方が良いです。使い方は簡単、オーディオインターフェースに挿してDAWから録音するだけです。ボーカルのレコーディングはもちろん、ギターの録音やドラムの録音に使います。
マイクにはダイナミックマイクとコンデンサーマイクの二種類がありますが、それぞれ用途が違います。ダイナミックマイクは耐久性に優れており、簡単のボーカルのレコーディングやライブで使われます。
コンデンサーマイクは非常に壊れやすく扱いが大変な半面、とても繊細な音をレコーディングできるので、ボーカルの本チャンやアコースティックギターのレコーディングに使われます。
両方持てれば良いですが、コンデンサーマイクは高価な上に管理が大変なので、とりあえずダイナミックマイクを持っておけば間違いありません。
By黄昏流星群
スポンサーリンク
リッケンバッカーが好きなのはザ・ビートルズのファンだけじゃない!
ザ・ビートルズのメンバーが弾いていたことで有名なギター、リッケンバッカー。ザ・ビートルズのファンならずともオールドロックファンなら一度はあこ…
進化するギタリストのためのスマホアプリ~自動でチューニングOK!
いまや毎日の生活になくてはならないのがスマホです。せっかくのなので、音楽活動にも生かしてみませんか?今回は「ギタリストがスマホにぜひ入れてお…
オブリガードでカッコよく決めるならオーティス・レディングを聴くべし
ボーカルを活かす歌ものバンドで、ギターを弾くときにギタリストの腕の見せどころなのが曲のあいまに弾くオブリガードです。 でもどんなフレー…
ギターソロでお客さんの視線を釘付けに!~ソロが映えるインスト曲
ギタリストなら、一度はライブのステージで長いギターソロを聴かせたいものです。ゲイリー・ムーア、カルロス・サンタナ、B’zの松本孝弘まで、ギタ…
キース・リチャーズとチャーリー・ワッツにみるギタリストとドラマーの相性
バンドを組むときに一番重要なのは音楽的な相性の良し悪しです。ギタリストとして自分の個性をどれだけ表現できるか?は実はドラマーとの相性にかかっ…