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大切なギターを守れ!~ケース選びで失敗しないための豆知識

大事なギターやベースを運ぶ際どんなケースを使っていますか?

絶対傷つけたくない、重いのは嫌だなどいろいろあると思います。
さまざまなケースを使いは壊しを繰り返してきた筆者なりに、さまざまな種類のケースを解説したいと思います。

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傷つかない事を第一に考える

楽器を運搬する際、一番気を使うのが、物との接触で楽器を傷つけることだと思います。
「とにかく楽器を傷つけたくない。」そんな方に一番良いのが、「ハードタイプ」のケースだと思います。とにかく頑丈で楽器を守ってくれます

画像2

▲ギター本体よりはるかに大きいケース

まさに絶対傷つけたくない、高価なヴィンテージ物などを運ぶ際にはうってつけです。
ただこの鉄壁のようなケース、画像を見てもらえばわかると思いますが、持ち運びやすさを一切考えていません。

背負う事が基本できず、ポケットなども無く、ほかの機材、ギタリストの場合多くは「エフェクターボード」など荷物を持っていると両手がふさがり、かなりしんどいです。

「重い、硬い、デカイ。」楽器を守るという任務だけに集中する傭兵と思えばいいかもしれません。楽器の形に近づけたものもありますが重く、硬いというのは同じで少し問題が起こってきます。目的地まで自家用車で運ぶことができるなら最強のケースだと思います。

しかし大半は歩いたり、公共交通機関を使って移動することが多いのではないかなと思います(筆者はそればかりです)。これを持って満員電車に当たった時はそれはもう悲惨です。

機能充実「セミハードケース」

そんな一点豪華主義のような「ハード」とは違い、ほかの機能も充実している「セミハード」というタイプが存在します。
画像3

▲筆者おすすめ「SKB社」のセミハード

このタイプのケースは重さ軽減、運びやすさも考えたケースになっているなと思います。画像の通り、背中に背負えることができ、ポケットも存在しています。筆者はエフェクターなどほぼ使わないので、これ一つだけで目的地にまで行くことができます。

しかしこれまた大きな問題があります。もしかすると筆者だけかもしれませんが、「セミ」になったとはいえ本体はまだまだ重く、ちょっとした荷物も入れることができるため結果的に「ハード」タイプよりも重くなり、しかも背負うことで紐がちぎれ、応急処置をした結果こんな事になってます。

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▲ぎこちなく縫い付け応急処置したベース用SKB「セミハード」

ちぎれた時はこんなことになるとは到底予想もできず、ちぎれた紐にも気を使いながら、ハードケースよりも重いケースを手持ちで運ぶことになりました。

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超軽量タイプ。機動力重視の「ソフト」タイプ

「重いの勘弁。動きやすいのがいい。」という方には楽器の形をした「ただの袋」ソフトケースというタイプがあります。そのかわり「紙装甲」です。防御力はほぼありません。

その代わり背負えることができ、楽器のみの重さで運ぶことが可能です。もちろんポケットもあります。筆者はそこそこ値段のする「セミハード」を幾度となく壊しているため、最近ではもうこの「ソフト」タイプを使用しています。ケース自体が軽いからなのか、これがなかなか壊れません。

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▲超軽量、装甲は二の次「ソフトタイプ」

画像のソフトケースは2年ほど使っている「バッカス」というメーカーのものです。しかし中身は「フェンダー」のジャズベースという統一性のカケラもない使い方をしています(笑)

しかしこの「バッカス」のソフトケースは背中の背負う紐が取替えできるので、もし紐が切れてもスペアがあれば何度でも蘇ってくれます。

もしかして一番いいかも!?「ギグバック」タイプ

これも「ソフト」タイプに分類されるのでしょうが、筆者が思う「ソフト」タイプとは本当になにもない袋みたいなケースだと思っていますので少し違います。この「ギグバック」タイプはスポンジでや低反発素材がケースを覆っておりしっかりしています。

そして「バック」といわれているだけあって、かなり大きめのポケットがついています。もちろん背負えることができ、なおかつそこそこ頑丈、しかも軽いという良いとこしかありません。

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▲筆者が唯一持っている「アコギ用ギグバック」

あえて悪い点をあげるとすれば、「雨に極端に弱い」というか水に濡れると吸い込んで、なかなか乾いてくれない印象です。まあ雨に弱いのは「ハード」タイプ以外すべてに言えることかもしれません。

もし雨の中移動しなければいけない場合は、楽器本体にゴミ袋などを被せてケースに入れる事をオススメします。筆者はそうしています。

結局なのですがケースの種類も多種多様で、目的によって使い分けるのが一番だと思います。そこそこ名の通ったメーカーのギターやベースを買うと「ギグバック」タイプが付属でついてくることが多いので、それを使うのが一番かもしれません。

筆者:takahiro

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