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エフェクターボードを作ろう!~初心者でも作れるオリジナルボード
「いつか自分だけのエフェクターボードを作ってみたい!」というギター初心者の方の声をよく聞きますが、「いつか」と言わずに「もう」作ってしまいましょう。
プロのように大規模なボードを作るのではなく、まずは初心者でも扱いやすい小規模なボード制作から挑戦してみませんか?
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まずはエフェクターケースを用意しよう!長く使える良い物を選ぶのがポイント
▲エフェクターケースのサイズはさまざまです。作りたいエフェクターボードに合わせたサイズ選びが重要です。
まずはエフェクターケースを用意しましょう。ケースの詳しい選び方については以前、執筆したのでそちらをご覧ください。サイズに関してですが、どの程度の規模のエフェクターボードを作りたいかによって変わります。
例えば、ギターボーカルのエフェクターボードを作るとしましょう。ギターボーカルは基本的にバッキングがメインなので、比較的小規模なボードになるかと思います。プロのギターボーカルのエフェクターボードを見ると、シンプルなボードを使っている方がほとんどです。
あくまでもギターボーカルは歌がメインですから、エフェクターは必要最低限といったところでしょうか。となるとエフェクターケースは小さめの物で十分ですが、あまり小さすぎると後からエフェクターを追加する時に困るので注意しましょう。
それに対し、たくさんのエフェクターを使いたいという方は大きいサイズのエフェクターケースを選ぶ必要があります。
もちろんサイズが大きければ良いという訳ではありません。
エフェクターをたくさん配置すると、ケースにそれなりの負担がかかりますから、できるだけ耐久性に優れている製品を選ぶようにしましょう。どちらにせよ、将来的なことも考えて、余裕のあるサイズを選ぶことをオススメします。
エフェクターには接続順がある
▲正しい順番で接続しないとエフェクター本来の音を出すことができません。(画像1)
エフェクターの接続順にはルールがあって、正しい順番で接続しなければいけません。
画像1をご覧ください。右下のGuitarから左上のAmpまで様々なエフェクターを経由しているのがわかりますよね。
これは好きな順番につないでいる訳ではなく、ルールに乗って取って接続しています。
エフェクターを接続する順番は上から
・ギター
・ピッチ系(ワーミーなど)
・ワウペダル
・フィルター系
・歪み系
・モジュレーション系
・空間系
・アンプ
となっています。
実際にエフェクターを繋げる際、そのエフェクターが何の種類に分類されるのか確認してからつなぐようにしましょう。
また、接続順によっては音が変わってしまうエフェクターもあります。
年式が古いファズの前にエフェクターをつなげたり、ワウとファズを組み合わせた時に起こりやすいです。これは仕様なので仕方ありませんが、出来るだけエフェクター本来の音をつぶさないように接続順を工夫するようにしましょう。
エフェクターの電源供給に!パワーサプライを用意しよう!
▲ノアズアークの有名なパワーサプライ、AC-DC1。(画像2)
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次は電源周りについて考えてみましょう。当然の話ですが、電源がなければエフェクターは動きません。たくさんのエフェクターを使う場合、それ相応の電源を用意する必要があるのですが、パワーサプライ一台で全て解決します。
画像2はプロの愛用者も多いノアズアークのパワーサプライです。使い方は何となくわかりますよね。コンセントから電源を取って、真ん中にある各DCケーブルからエフェクターに供給する訳です。
コンセント一つで全てのエフェクターに電源を供給できる優れものですから、たくさんのエフェクターを使うボードの場合、必ず導入しておきたいところです。
実際にエフェクターボードを作ってみよう!必要な道具は百均で調達!
▲マジックテープはエフェクターの固定に使います。百均で手に入ります。
▲綺麗な配線に結束バンドは欠かせません。
それではエフェクターボード制作に取りかりましょう。エフェクターの固定はマジックテープを使うのが一般的です。マジックテープは百均で手に入りますので、事前に用意しておきましょう。
テープを必要な分だけカットし、エフェクターの裏にペタっと張ります。後はボードに配置するだけなので、初心者にオススメの固定法だと思います。
ちなみにネジを使って固定する方法もありますが、確実に固定できる反面、一度固定すると外すのに手間がかかるデメリットがあります。色々なエフェクターを試したいという方は、気軽に取り換えられるマジックテープを使いましょう。
エフェクターの配置が完了したら、配線をするのみです。パワーサプライからのDCケーブルやパッチケーブルなど、必要なケーブル類をつないでいきます。これでエフェクターボードは完成です。
最後に百均で手に入る結束バンドでケーブル類をまとめておきましょう。エフェクターの数が多ければ多いほどケーブル類が増えていきますから、足元をスッキリさせるためにも結束バンドを用意しておきましょう。
By黄昏流星群
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