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最新のマルチエフェクターを使ってみよう~「音が悪い」は昔の話
あなたはマルチエフェクターを持っていますか?
音が悪いから持っていない?
いえ、最新技術を使った新しいマルチエフェクターは、いまや最前線でも使っていけるくらい優秀なアイテムとなっています。
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サウンドに一味欲しい時に使おう。最新のマルチエフェクター
▲ボスのGT-10。ギタリストのSUGIZOが使っていることで有名。(画像1)
「マルチは音が悪いから使いたくない」というギタリストが多いことでしょう。確かに一昔前のモデルは多彩な音色が使える半面、決して良い音質ではありませんでした。
たとえばオーバードライブはかなり音抜けが悪く、リバーブな余韻のデジタル感がかなり強い、といった具合です。プロギタリストはもちろん、アマチュアのギタリストでさえも使うことに抵抗があったくらいです。
とはいえ、それは一昔前の話でしかありません。今現在も最新技術を使ったモデルが各社から販売されており、プロの現場でもマルチエフェクターを使う機会が増えていると聞きます。
画像1のGT-10はあのSUGIZOが使っていることで知られているエフェクターです。普通にライブでも使用しますし、レコーディングにも使っている様子。それだけ実力が認められているということですね。
とはいえ、歪み系に関してはコンパクトエフェクターを使っている方が多いですね。決して使えない音ではありませんが、やはりデジタル感が拭えないのが正直なところです。
はじめてのエフェクターに最適。初心者はマルチエフェクターを使ってみよう
▲デジテックのElement。リーズナブルな価格で多機能なのが特徴。(画像2)
マルチエフェクターはギターを始めたばかりの初心者にもオススメです。筆者がはじめて買ったエフェクターはZOOM社の製品でした。エフェクターにはどのような種類があって、どのような音色があるのかいろいろ試せて良かったですね。
ご存じのように、エフェクターには歪み系をはじめ、空間系からモジュレーション系などさまざまなタイプがあります。一つ一つの音色を自分でのギターで試せるのもマルチならではの楽しみだと思います。
上述のように、一昔前のマルチは音質面が決して良い訳ではありませんでした。しかし最新のマルチは、低価格帯でも非常に音質も使い勝手も良くなっています。
画像2はデジテックの新製品、Elementシリーズです。デジテックがビギナー向けに開発した製品です。ビギナー向けとはいえ、その機能は折り紙つきです。
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同価格帯の製品と比べると音色の少なさが目立つものの、デジテックならではの「ワーミー」を搭載し、空間系の音質の良さには定評があります。
このElementシリーズにはペダル搭載タイプと非搭載タイプがあり、画像2はペダル搭載の上位モデルです。上位モデルとはいえ一万円ちょっとあれば新品で購入できますから、初心者にも持ってこいの製品です。
初心者から上級者まで使える筆者オススメのマルチエフェクターを紹介
▲Line6のM13。プロの愛用者が多いハイエンドモデル。(画像3)
▲Line6のM9。M13の下位モデルであるが、必要十分な機能を備えている。(画像4)
▲ZOOMのMS-50。USBを搭載しており、エフェクトのアップデートが可能。(画像5)
さっそくですが、筆写が個人的にオススメの一台を紹介したいと思います。どれも操作性、音質共に素晴らしい製品ばかりです。
まず紹介するのは画像3のM13です。マルチエフェクターとしては最高峰のモデルですね。画像を見ればわかるように、多くのフットスイッチを搭載しています。もちろん音色も膨大な量が入っているので、M13一台で活動しているプロギタリストもいるほどです。
そんなM13の欠点を挙げるならば、エフェクターとしてはサイズがかなり大きく、ボードに組み込むのも一苦労です。おまけに重量もあるので持ち運びには優れてません。価格も決して安い物ではありませんが、これらの欠点をすべて補うほど優秀な一台です。
次に紹介するのはM13の下位モデル、M9です。画像4を見ればわかるように、フットスイッチの数がM13よりも少なくなっています。とはいえ、これだけスイッチがあれば十分ですよね。
レコーディングはもちろん、ライブでも簡単に音色を切り替えられるので、間違いなく持っていて損はない一台です。サイズも少し大きいくらいですから、ボードに組み込むのも簡単ですし、持ち運びも楽です。
最後に紹介するのは画像5のMS-50です。コンパクトサイズの一台で、USBケーブルを接続することで本体のアップデートが可能という次世代機です。
つい最近のことですが、このMS-50にアップデートが来まして、音色の数が50から100になるという驚異の内容でした。このアップデートを機に、MS-50を購入したという方も多いとのこと。使っているボードが小さい方、コンパクトサイズに収めたい方にオススメの一台です。
ちなみに、この三種類の中で筆者が一番オススメするのはM9ですね。決め手はやはり「音質」です。いくら多機能で高音質とはいえ、どうしてもデジタル臭が出てしまうのがマルチの宿命です。
しかし、M9はデジタルなのに驚く程クリアな音質ですし、持ち運びや組み込みやすさを考えるとズバ抜けていると思います。これからマルチエフェクターを購入する予定の方に、ぜひ試してもらいたいですね。
By黄昏症候群
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