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宅録ミュージシャンという生き方~ネットからプロデビューの新スタイル

近年、宅録をメインに音楽活動をしている宅録ミュージシャンが実に多くなっています。インターネットに自身のオリジナル曲をアップロードし、それがデビューに繋がったという例も少なくありません。

そんな宅録ミュージシャンへの第一歩を、あなたも踏み出してみませんか?

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宅録派から売れっ子ミュージシャンへ!

例えば、VOCALOIDを使ったボカロP(プロデューサー)です。数年前、とある動画共有サイトから火がついたVOCALOIDですが、代表的なのは初音ミクですね。

いまや日本国内のみならず、初音ミクを代表としてVOCALOIDのファンは世界各国にいます。VOCAOIDを用いてオリジナル曲を制作し、動画共有サイトにアップロードする。曲の再生数が伸びれば多くのファンがつく。そして、CD化が決定する。これがデビューまでの一連の流れでしょう。

もちろんVOCALOIDに限ったことではなく、自身の所属するバンドの音源や、オリジナルのインスト曲など、インターネットではさまざまな音楽を公開することができます。

一昔前からしたら考えられないことではありますが、インターネットが普及したからこそ可能になった新しいスタイルの売り込み方法です。いまや音楽を発表する場は、路上でもライブハウスでもない、インターネットです。

あなたはどのタイプ?宅録ミュージシャンの活動スタイル!

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どんな活動をすれば良いんだろう……

宅録ミュージシャンになるにあたって、まず始めに考えることは、活動スタイルについてです。

まず、最終目標を考えてみましょう。最終的な目標は何なのか、自分はどこまでやりたいのか考えます音楽で食っていけるプロになりたいのか、アマチュアとして副業レベルの活動したいのか、完全に趣味の範囲でやりたいのか、まずはそれを決めます。

それが決まったら、自分の適しているスタイルを考えます。僕は宅録ミュージシャンの活動スタイルを次の三つにまとめてみました。

・完全プロ志向型
・バランス型
・趣味型

いろいろな立場の方がいらっしゃいますが、ざっとまとめるとこんな感じです。それでは、完全プロ志向型から解説していきましょう。

やるならとことんやろう!完全プロ志向スタイル!

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プロレベルの機材がある個人スタジオ

完全プロ志向型は、文字通りプロを目指していく型です。プロ一歩手前のレベルの作品を作り上げるためにも、初期投資は惜しみなくかける必要があります。当然ですが、この型は一番お金がかかります。

よりよい音を追求しようとなるとワンランク上の機材が欲しくなるのは当然ですよね。現在、音楽のプロとしてデビューしている人たちは、かなりの努力を積み重ねてきているはずです。機材も、音楽にかける時間も、音楽に対する情熱も、相当なものです。

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なによりアマチュアとの差は、覚悟の有無です。プロは曲が書けなくなったらその時点で終わりです。

でもやりたい、死んでもいいから音楽をやりたいという覚悟がプロにはあります。その覚悟を持てるかどうか、それがプロとアマチュアのちがいだと僕は思っています。

さて、次はバランス型についてです。

本格的にやりたいけれどやはり本業が……。バランス型スタイル!

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バランス型スタジオの一例。

バランス型の特徴は、音楽を副業レベルで考えるということです。本職はありつつも、インターネット上でオリジナル曲を販売したり、生計を立てるまで行かなくても自分の音楽で収入を得たりするスタイルです。

最近では、個人でオリジナル曲をダウンロード販売できるbandcampというサイトも登場しました。手数料などを取られるものの世界中に販売できるので、これからの宅録ミュージシャンには必要不可欠な存在になると思われます。

趣味型との違いは、収入を得ることを活動目的としているかどうかです。それでは最後に趣味型の解説です。

楽しければそれでOK!趣味型スタイル!

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趣味型スタジオの一例。

仕事や家庭を生活の中心にしつつ、音楽を趣味として楽しもうというのがこのスタイルです。社会人や、家庭を持っている方に多いのではないでしょうか。

現実問題として、社会に出てから趣味に打ち込むのは簡単ではありませんので、多くの方がこのスタイルになると思います。音楽にかけられる時間こそ少ないものの、経済面では他のスタイルより若干余裕があることから、よい機材を持って活動できるのも強みですね。

収入など二の次、たくさんの人に聴いてもらえれば満足という方にオススメです。

いかがだったでしょうか。

あなたはどの宅録ミュージシャンスタイルが適していましたか?人それぞれ最終目標がちがえば、音楽活動をする動機もちがいます。

始めは少しやってみたかったという方も、活動している内に本気でプロを目指したくなるケースもあるでしょう。このスタイルの選択に正しい答えはないものの、やはりどれかを選ばないと中途半端になってしまいます。
自分がどのスタイルで活動していくのか、まずはそれを明確にしてしまいましょう。その後どうなりたいのか、それはやっていくうちにわかっていきます。

さて、スタイルが決まったら、次は宅録ミュージシャンの作業スペースともいえる、プライベートスタジオの制作です。

僕は以前に、「プライベートスタジオを作ってみませんか?~自宅で音楽制作を楽しむ」という記事を書きました。興味がある方はぜひそちらも読んでみてください。

次回はプライベートスタジオの構築を細かく解説していくので、興味がある方はどうぞ。

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