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ライブ直前にボーカルが風邪をひいてしまったら?~万事休すか!?
体調管理というのはすごく大事で、それは音楽だけでなく他のことにも言えますし、ボーカルだけでなく、ギター、ベース、キーボードやドラムなどの楽器隊にも言えることですよね。しかし、なかでもダイレクトに風邪の影響を受けてしまうのはボーカルでしょう。
鼻が詰まっていたら鼻声になって歌えないし、せきをしていると喉が痛んでガラガラになってしまうし(アドレナリンのせいか、不思議と歌っている途中にせきが出そうになることはあまりないんですが)ましてや、たんが絡んでしまうなんてもってのほかです。
でも風邪って、予防してもかかるときにはかかってしまうものなんですよね。
残酷なことに、風邪というのは、大事なライブ前だろうがレコーディング前だろうが、容赦ありません。そこで今回は、大事なライブ前にボーカリストが風邪をひいてしまったときの対処法を紹介したいと思います。
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普通の風邪をひいたときやる対処は、当然!
マスク、手洗い&うがい、加湿…それらの予防は当たり前で、かかった後も、悪化させないためにも継続しましょう。マスクは保湿効果もありますし、室内でも付けていてください。
後は、しょうがやネギなど、風邪などに効果があると言われている食べ物や飲み物を飲んで、できるだけ安静にしてください。
鼻炎薬を使えば多少はマシになります
あまり使いすぎると良くないのですが…あまり鼻が詰まって歌いにくいときは、市販の鼻炎薬を使い、鼻の通りをよくしましょう。副鼻腔に詰まっている鼻水には効きませんが、鼻詰まりが解消できて多少は歌いやすくなります。
蜂蜜はとても喉にいいのでおススメです
蜂蜜はとてものどに良く、スタジオなどに持っていって、歌う前後に舐めるといくぶん楽になります。蜂蜜を持ち歩くのに抵抗がある方も多いと思うので、そんな方は、蜂蜜100%ののど飴を持ち歩いてください。
ちなみに、こちらは予防にもかなり効果的です。普段から舐めて、風邪を予防して喉をいたわってください。
自分にあった風邪薬を用意しておくことも大切です
人によって高い効果を得ることのできる風薬は異なっています。自分に合ったもの用意しておけば、いざという時に心強い味方となってくれることでしょう。
私が愛用しているのは定番風薬の龍角散です。これは本当にすごい!私の場合はこれが一番の相棒です。咳も止まって本当に声が出るようになります!ボーカリストでなくても、龍角散を賞賛する声は多いです。
また、のど飴にもさまざまな種類のものが登場しています。これも自分に合ったものと出会うことができればても心強い存在となってくれます。最近では持ち運びに便利なスティックタイプのものなども登場していますので、気軽に携帯することができます。
調子が悪い時に備えてちょっとした準備をしておくだけで、ストレスも減らすことができますし、ステージに集中することもできることでしょう。
水分をこまめにとりましょう
当たり前のことかもしれませんが、とくにヴォーカリストは喉をできるだけうるおしておくために、水分を多くとってください。
柑橘類は刺激があるから、乳飲料はべたべたするから、お茶は油分を分解するから良くないと言われている飲み物もたくさんありますが、逆に良いという人もいます。特に柑橘類の皮なんかは咳止めの漢方に使われることもあるくらいだから喉にいい、という説もあります。結局のところ、人によるみたいですね。
結局のところ、個人差がありますのでさまざまな飲み物から自分の体質にもっとも合ったものを選ぶようにしてください。
やはり一番無難なのは水です。自分に合った飲み物がわからない人は水を飲んでください。
音程やメロディをうまく変えて歌おう
耳がいい、作曲ができるという人は、事前練習が必要かもしれませんが、メロディー自体を少し変えてしまう方法があります。
たとえば、一番喉に負担がかかる、高音でのロングトーンに効果があります。高音ロングトーンと言えば、大体が1度、3度、5度でのびていることが多いのですが、5度だったらその下の3度か1度で伸ばすなど、アドリブチックに対処します。
あまり変えてしまうと違和感が生まれるかもしれませんが、出るか出ないかわからないようなかすれた高い声よりも、ミッドでちゃんと伸びている方が、聞き手としては安心します。あるいは、ロングトーンを伸ばしきる前に切って、アドリブっぽく歌うのもいいですね。
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全力で歌わない
え?手抜き?と思う人もいるかもしれませんが、手抜きという意味ではありません。ペース配分の一貫として、いつも出している声量よりも抑え気味で歌います。
発声としてはあまり良いとは言えませんが、喉をガバっと開けてお腹から思いっきり声を出すのではなく、普段しゃべっている声に近い感じで、口先あたりで響かせるようにして歌うと、喉の負担自体は軽減されます。こちらも少し経験が必要かもしれません。
サビなんかは、お客さんにマイクを向けちゃってください!
お客さんに歌ってもらいましょう!
冗談なんかではありません。お客さんが歌ってくれる状況であれば、あおりの一貫として、もうマイクを向けちゃったほうがいいんです。自分は口パクでOKです。これは、ロングトーンを伸ばしきる前にあおりに転じたりして、ロングトーン回避の方法としても使えます。
どんな体調不良でも、ライブは休めるものではありません。お客さんが、あなたのことを待っているからです。
でも、下手なライブをしてしまうと、お客さんをがっかりさせてしまうことになります。お客さんをがっかりさせないためにも、自分自信が恥をかかないためにも、できる限りの対策をして本番を迎えましょう。
Byぶぶ
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