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2013サマソニにやってきた意外でレジェンドなアーティストたち
毎年夏に幕張メッセを会場におこなわれる音楽フェス、サマーソニック。近年はロックアーティストに限らないラインナップで毎年話題を呼んでいます。
シンディ・ローパー、アースウィンド&ファイアーらがやってきた2013年のサマソニ模様をレポートします。
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オフィシャルTシャツを買うためだけに早朝に起きて家を出ました
▲せっかく買ったのでよく着ています、スーパーマン風に。
早朝に家を出て海浜幕張駅についたのが8時過ぎ。真夏の開催ということもあり、カンカン照りの幕張メッセ周辺は、午前中から蜃気楼が見えるくらいの暑さでした。
こんなに早く到着したのはもちろんグッズを購入するためです。前年のサマソニでは昼前に会場入りしたため、お目当てのTシャツはほとんどが手に入らずという残念な事態になりました。
そこで今回は早めに行って売り切れ前に購入しようと思ったのです。
会場前のテントには早くも長蛇の列ができています。しばらく並んでようやくTシャツを買えたのですが、並んでいる時に本気で倒れるんじゃないかというくらいクラクラしました。
もう少しで熱射病になるところだったかもしれません。対策は万全にしたいところです。
最初に観にいったビーチステージはその名の通り浜辺に設置されていました。幕張メッセではなく、スタジアム付近の会場ですので歩いて行きました。
まだ開場後まもないため人もまばらということもあり、海風が心地よくリラックスできるエリアでした。
たまたま近くのブースを立ち寄ると、ひと月ほど前にインタビューさせて頂いた某メロコアバンドボーカリストの方がいるではありませんか。早速挨拶させてもらいました。意外な出会いに朝から来た甲斐がありました。
その後どんどん若者がビーチに集まり、ライブが始まりました。僕もお目当ての日本人バンドを観てから幕張メッセに戻ります。
サマソニはメインのメッセ、スタジアム以外にもビーチ、ガーデン、アイランドといったステージが設けられているため、それぞれの特徴に合ったミュージシャンが出演しています。
幕張メッセ展示場ホールでは朝からMAN WITH A MISSION、ももいろクローバーZ、でんぱ組.incら人気者が多数出演しています。午前中に出たアーティストは、午後は他でイベントがあるのかな、なんて想像しちゃいました。
シンディ・ローパーを好きな人に悪い人はいない!
▲日本との縁深いエピソードも枚挙に暇がない彼女です。
さて夕方になり、マウンテンステージに行くと、早くも黒山の人だかり。次に登場するシンディ・ローパーを待ちわびています。
80年代、子供の頃に姉が買ったカセットテープ『シーズ・ソー・アンユージュアル』からはや30年。初めて生で観るシンディです。
「コンニチワトウキョー!」と勢いよくステージ登場した彼女は、赤いドレッド風ヘアです。
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1曲目からいきなりステージを降りて客席の中央に開けられた通路を歩き、ファンとハイタッチしたりと触れあう姿を見せます。生粋のエンターテイナーです。
2曲目に早くも大ヒット曲「ハイスクールはダンステリア」が歌われます。あとでわかったことですが、この日は『シーズ・ソー・アンユージュアル』の完全再現ライブになっていたようです。
間に通訳を交えた長いトークで多少グダグダになりながらもパワフルなステージを見せたシンディ。なぜか僕は前半で涙が溢れて止まりませんでした。
ノスタルジックではなく目の前に世界のエンターテイナーがいることに感動したのです。いや~いいライブでした。
アースウィンド&ファイアーは大所帯ですがキモはフロント3人。盛り上げました
▲還暦を過ぎてもディスコみたいなライブでみんなを踊らせるんだからすごい。
続いて登場したのはこれまたレジェンドのアースウィンド&ファイアーです。ステージ付近はギッチリお客さんで埋まっています。
どうやら普段は進んで観に行くことはないけれど、せっかくだから観ておこうという方が多い様子でした。まあ僕もそうですけど。(笑)
ライブは大編成ということもあり、正直どれが正式なメンバーかはわからない状態でしたがフィリップ・ベイリーほか還暦を越えたフロントの3人が年齢を感じさせないエネルギッシュな熱唱と演奏を聴かせます。
そして終盤、「宇宙のファンタジー」で火を点け「セプテンバー」では会場大盛り上がり!ほとんどの方がそうだと思うのですが、サビのメロディを知っていても歌詞は曖昧です。それでもみんな一斉に両掌を掲げて大合唱になりました。
音楽って世代とかジャンルとか関係なく良い物は良い、音楽っていいなって思える瞬間でした。
ペットショップボーイズはEDMの始祖的な扱いになっていたのが不思議でした
▲革新的なビジュアルでのライブはアートなのか?賛否両論です。
最後のペットショップボーイズは、2人のシルエットは見えるもののしばらく登場せず。映像を使ってサウンドとの融合をはかったようでしたが、なんだかさっきまでのステージの熱気とはかけ離れてました。
不思議な黒い鳥のような格好をしていたことだけ覚えています。
お目当てのアーティスト意外にも、レジェンド的な人物やグループを観ることができるサマソニ。名前だけでも知っているなら観ておいた方が絶対いいですよ。
文・okamoto
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