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バンドをメジャーにするための人脈を生かしたフレンドシップ運営術
メジャー契約や事務所に所属などをしているバンドは一握りです。レコード会社とも契約していない、事務所にも所属していない。そんなバンドが日の目を見るために、一般的なバンド運営とは違った形のバンド運営方法を紹介しましょう。
まずはライブ企画をやってみる。バンドマンにはお金がない!
▲ライブ宣伝のためのフライヤー。ライブで配り、ライブハウスやレコード屋に置く。
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バンドを組んで活動するにあたり、ライブをやるのはもちろんですが、レコーディングやスタジオ、ツアーをやるのにはお金がかかります。しかし、よっぽど裕福な家庭に産まれたりしていない限り、バンドマンはお金がありません。
中には真面目にバンド活動をしていても、わけのわからないイベントでノルマを払わされたりする人も居るでしょう。バンドマンですから、ルックスが派手な人も多いはず。
バイトもやっとのことで見つけ、安い時給で頑張るか、肉体労働でヘトヘトになるまで頑張る。女性なら水商売で頑張ったりしている人も多いと思います。
ただライブをやり、ステージで演奏し、スタジオ代やチケットノルマのためにバイト代を持って行かれる。こんなことをしていたら、バンドはすぐに破綻します。
同じノルマでも、自分の気にいってるバンドや好きなバンド、仲間のバンドなどを集めて場所を借りる、もしくはライブハウスに企画として持ち込む。
その時に発生する料金ならば、頑張って客を集めれば良いだけです。
ライブハウスによってはノルマなどない所もあります。
まずは自分達でやる気を出し「やってみる」これが重要です。
最初のウチは赤字もあると思います。しかし、やってみて初めて客を呼ぶ大変さがわかると思います。
フライヤーを作ったり、宣伝方法を考えたり、曲構成を練ってみたり、ステージのやり方を考えたりと言うのは、必ずバンドを成長させるはずです。
継続は力なり。スタジオ代などの必要経費をバンドで作り出そう
▲ライブハウスでのバンド物販ブースの一例。
最初は客が入らなくても、諦めずに続けて行くうちに、固定客ができてきます。自分が通ったライブと同じです。客層にもよりますが、作品を求められる場合は、CDやレコードを作りライブで販売するのは、もっとも基本的バンドの収入源となります。
ライブを続けていると、他のバンドの客なども、自分のバンドを観てくれる機会がありますので、そう言った時に音源があると買って行ってくれたりします。
他にもTシャツやステッカーなどのグッズも作ります。
それをライブで販売すると収入になり、スタジオ代やツアーに行くときの交通費などに充てることができ、苦労して稼いだバイト代を持って行かれることがなくなってきます。
好きな音楽を納得行くまでやるのに頑張ることを苦労とは感じませんが、こういったことで助かるなら、それにこしたことはありません。いま現在活動しているバンドなら、これは基本中の基本。いまさら言うのもおかしいぐらい当たり前のことです。
ライブではギャラが入らなくても、ノルマを払わず、バンド活動にお金がかからないようにすれば、おのずとバンドに集中することができ、バンドが良くなって行くものです。
当然ですが、自分達でやっているわけですから、動員が増えれば事務所にピンハネされることもなくギャラが出ます。余計な負担をなくすためにも、ライブ活動を続けて行くことは、バンドにとってベターだと思います。
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音源制作のために選べる方法。自主制作のあれこれ
▲ディストロをやっている部屋。これでは生活し辛い…
自分達でレコードやCDを制作するのが一番良いですが、レコーディング、プレスにかかる費用や、作品の保管は大変です。何作品か出すうちに、Tシャツや他のグッズもあるので、狭いアパートの部屋は、たちまち居所がなくなるでしょう。
そこで、いまでもたくさんあるインディーズレーベル、個人でやっているところもあれば、メジャーにひけを取らない大きなレーベルもあります。そういった人との繋がりができれば、レコード、CDの管理を任せることができます。
そいったレーベルをやっている人間は、ライブハウスによく現れ、良いバンドはいないかと探していたりもします。各レーベルによって違いがあるので、仲良くなり、作品を出す場合には入念なミーティングが必要です。
そう言ったレーベルは、メジャーのそれとは違い、地道な活動をしています。
特に個人レーベルの場合は海外との繋がりが大きく、海外での発売はザラにあります。
ディストロと言い、海外でも日本でも個人がバンドの作品を買い、もしくはトレード等をして自分の国のライブに行って売るのです。日本ではそんな個人がレーベルをやっていることが多いです。
日本のメジャーレーベルやレコード会社のバンドで、海外でライブ等をやるバンドは限られていませんか?それはいろんな絡みがありできないのでしょうが、インディーズならば、まったく関係ありません。
事実、そう言った流通を通じて、今はFacebookやTwitterなどもあるので、そこでファンや友人は広がって行きます。海外に自分のバンドの音源を聞いてくれている人がいて、ファンができるなんて嬉しいと思いませんか?これはメジャーにはない音楽流通の形です。
フレンドシップの大切さ。本気で繋がり合う強さを感じよう
▲ツアーバンドと地元バンドの楽屋での風景。
そんなファンや友人達は、ほとんどバンドをやっています。そんなバンド達と交流していれば、国内、海外ツアーにも必ず行けます。
自分の住んでいる街に来てくれないか?とのオファーもあるでしょうし、友人関係であれば、お前の住んでる街にライブをしに行きたいんだと言えばサポートしてくれたりすることがあるからです。
海外の友人のバンドが日本に来たいと言うこともあります。そんな時には全力でサポートしましょう。
そうやって繋がり合っていると、世界中に友人が広がりいつでもライブができるようになります。作品を作って出すのも、ライブをやるのも、弱小バンドは友人同士の強い繋がりがなければ弱小のままです。
せっかく良いバンドでも、繋がりがないと選択肢が限られます。自分達の可能性を信じるならば、こう言ったやり方があることも頭に入れておいて下さい。
自分達が、本気で人生賭けてやっている音で繋がり合った仲間。その力がどれだけ強いか信じてみると、面白いし充実したバンド活動になります。
By ISHIYA
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