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音楽ファンなら絶対お気に入りに入れておくべき~注目の音楽情報サイト
最近、音楽を聴く人が減った、CDが売れなくなった、という声が当たり前のように聞こえてきますが、本当にそうでしょうか?反対に音楽配信や情報サイトは増えているんですよ。今回は好奇心旺盛なあなたに、もっと深く知識を得るための方法を教えます!
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情報過多の時代だからこそ、必要なことを自分で探すことが重要です
▲パソコンの中でなんでも知ることができるわけではないですが。
音楽をあまり聴かない人によく質問されるのが、「そういう音楽ってどこで知るの?」ということ。そういう人は、たいていテレビから流れてくる曲やヤフーのトップニュースに出ていた物しか「情報」と認めなかったりするんですよね。
自分が知らないことを「自分が知らないだけで、こういう世界があるんだな」と認識できることこそ、さまざまなことを楽しめるようになるコツです。これからの時代を生きるキーワードは「素直」。これが一番ですよ。
さて、今一番ページビューがあると言われているのが、「ナタリー」です。会社名は代表の大山卓也氏いわく、フリオ・イグレシアスのヒット曲「Nathalie」(黒い瞳のナタリー)が由来だそうです。郷ひろみがヒットさせた日本語カバーも有名なあれです。
ナタリーに行ったら壁中にドラえもんがいてビックリ
▲誰かって?「ナタリー」を熱唱するフリオ・イグレシアスさまに決まってるでしょうが!
ナタリーは現在、音楽のみならずお笑い、コミックも扱い、ポップカルチャーウェブサイトとして広がりを見せています。
僕は昨年、代表の大山氏を含めた座談会の取材を担当したことがあり、ナタリーの事務所に初めてお邪魔させてもらいました。
下北沢南口すぐのセブンイレブンの横、ライブハウスGARAGEの上にあるのですが、入ってみて驚いたのが壁一面ドラえもんの漫画が描かれた壁紙になっていることです。
それもキャラクターが描かれているのではなく漫画の中身、コミックスの話のコマがそこかしこに描かれているんです。通された部屋はもちろん広くて綺麗でオシャレでした。
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ナタリーといえば映画『モテキ』の主人公が入社して働きだすところから物語がスタートしますが、映画に出てきてしまうのも頷けます。こんな所で働いてみたい!って、なる人も多いんじゃないでしょうかね。
ナタリー同様に音楽以外のカルチャーも取り入れているのが、「CINRA」です。映画やアニメを扱ってますから、だんだん混沌とした内容になってきている印象です。なんでもいいから最新のオモシロ情報を知りたいという方に便利ですよ。
イベントも主催しているほか、求人情報も掲載しており、エンターテイメント業界に携わりたいという人には注目されているサイトです。
高音質配信というのがどこまで多くの人に届くのか楽しみです
▲高音質で楽しむとなると結構設備にもお金がかかったりもします。
インディーズバンドを中心に、よりコアなカルチャーを知りたいという方にオススメなのが、高音質配信サイトの「OTOTOY」です。
高音質のハイレゾ音源を配信しているので、音にこだわっているファンには大変注目されています。たぶん見たことがないアーティストをたくさん知ることができるはずです。
扱っているアーティストも多彩で、フラワーカンパニーズやTHE TON-UP MOTORSといったロックンロール、ソウルバンドから、坂本龍一、コーネリアスといった音響派ミュージシャンまで配信しています。
イベントもおこなっており、BiSやベルリン少女ハートといったサブカルアイドルからベテランの高野寛まで、こちらのふり幅も大きいのが面白いところ。
ほぼインディーミュージックに特化した内容になっているので、かなりディープなファンの方が見ているのではないでしょうか。
そんなマニアックな方には、他にも定番となっているサイトが「時代に口髭を生やすウェブマガジン」のキャッチフレーズを謳う「ケティック」です。
こちらもフード&グルメやライフ&ファッションといった、さまざまなコンテンツを扱うことで興味をひくように作られているようです。音楽情報についてはかなりマニアックですので、初めて見る方は戸惑うかもしれませんが、覚えておいて損はありません。
最後に紹介するのは、日本最大の音楽情報サイト「BARKS」です。インディーズ・ミュージシャンの扱いはほとんどありません。大手のレコード会社や海外のアーティストのニュース、インタビュー、ライブレポートで構成されています。
メガ・アーティストのライブやリリースを真っ先に知ることができるかも
▲ビッグなアーティストの海外からのネタは知りたいですよね。
傾向としてはラルク・アン・シエルやルナシーをはじめとするビジュアル系に強く、ビッグなイベントはかなり力を入れてレポートされています。
またB’zをはじめとするビーイング系のアーティストの情報も強いのでチェックしておきましょう。さらにアニメソングを扱うレーベルのアーティストも多数登場するのも最近の特徴です。
どうですか?最新の音楽ニュースや情報はテレビやラジオ、いつも見ているネットだけじゃなく、自分でいろいろ探して得るようにしてくださいね。もちろん、「バンドやるZooh!」もお忘れなく。
文・岡本貴之
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