インドネシアの空港では、他人を見たら泥棒と思え
国内旅行であれ海外旅行であれ、空港に行くと妙にワクワクしてしまう人は多いでしょう。
飛行機一つで遥か彼方の土地へ行くことができますし、迎えに来た人や旅立つ人を退屈させないための施設もたくさん用意されています。
「遊びに行ける空港」と題された中部国際空港、セントレアでは食べる・買う・遊ぶを満足させるレストランやショップ、イベントなどが盛りだくさんで訪れる人の興味を引き付けています。
しかし、これが海外になると一転し、空港は旅先の中でも最も危ない場所としてたくさんのガイドブックで注意が喚起されていますから、ホテルに着くまではしっかりと気を引き締めるようにしてください。
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「どうぞ持っていって下さい」というサイン
国際線の空港というのはいわば国と国の玄関口ですから、ここにやってくる人はたくさんのお金と貴重品を持っています。
クレジットカード、現金、トラベラーズチェック、カメラ、パソコン、携帯電話などがたっぷり入った観光客の持ち物は、強盗や窃盗犯にとってはまさにヨダレもの。
しかし旅行客は海外に出ると気分が開放的になるのか、日本のように荷物を隣のソファに置いたり、テーブル席で手荷物を置いてトイレに行くなどの行動をしてしまう人が多く、これは海外では「どうぞ持っていって下さい」というサイン以外の何物でもないのです。
「盗る人が悪い」というのはもちろんですが、盗られる側にも原因があることをしっかり認識する必要があります。
警察に行っても「自分の不注意」で終わり
今までに見たケースは、たっぷりのお札が入った財布をズボンのポケットに入れて空港内をウロウロしていたり(ポケットが膨らんでいる時点でみんな狙ってきます!)、空港のファーストフードで追加注文をしようと手荷物を置いて小銭だけ持ち席を離れてしまった(盗られて当たり前です!)ことなどがあります。
彼らは信じられないといった様子で警察に行きますが、はっきり言ってこんな状況で警察に行ったところで「自分の不注意」として相手にしてもらえませんし、調書を取ってもらったところで100%手元に戻ってくることはありません。
これに納得できずになんと大使館にまで駆け込む人もいますが、実はしっかり身を引き締めることで十分予防できることなんですよ。
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