インドネシア人が虜になっているモールとは?
インドネシア人にも色々な人がいますが、休日は何をしているの?と聞けば大抵の人は「モールに行く」と答えるのではないでしょうか。
モールとはショッピングモールの略で、日本でいうならデパートや大型ショッピングセンターといったところ。
リーズナブルなブランドから高級ブランドまでたくさんのショップが立ち並び、映画館やアイススケートリンク、特設ステージなども併設されているところもあり、週末には買い物やウインドーショッピングをする人でごった返し、レストランに長蛇の列が並ぶことも珍しくありません。
片道2時間!大渋滞でも全然平気
高層ビルが立ち並ぶインドネシアの首都ジャカルタは平日・週末を問わずにいつでもどこでも大渋滞。
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他の車さえいなければ30分もかからない道でも片道2~3時間かかるなんてこともザラ、ちょっと離れたところに住んでいる会社員は朝の4、5時起きの人も普通にいます。
これらの人が週末には一気にモールに押しかけますから、「買い物にモールに行こう!」と思っても友達との待ち合わせはどんなに早くても2時間後。
地下鉄や市内に走る電車のないジャカルタでは全員が車かバイクなので人と会うだけでも大渋滞に巻き込まれるのです。
それなら行かなくてもいいんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、それでもモールが好きなのがインドネシア人だといえるでしょう。
室内でリゾートを満喫!?
例えばアジアリゾートとして知られるバリ島では、日本人をはじめとする外国人旅行客はのんびりビーチに行ったり観光をしたりして「バリ島」を楽しみます。
しかしインドネシア国内からやってきた観光客たちはバリ島内のモールというモールをくまなく見て回り、室内でバリ島を満喫するという独特の楽しみ方を持っています。
これはジャカルタやバリ島だけに限ったことではなく、他の土地に行っても、隣国シンガポールやマレーシアに行っても同じくモールの虜になっていますから、カルチャーショックを感じてしまいますね。
ちなみに彼ら、モールに行くことは好きですが買い物をすることはほとんどなく、みんなでぎゃあぎゃあ言いながら見て回るのが楽しいみたいですね。
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