インドネシア人は激甘な飲み物が大好き!~緑茶に砂糖ドボドボ!?
私たち日本人が慣れ親しんでいる「緑茶」、実は多くの外国人にとって苦くて飲めないものだということをご存知でしょうか?
特に甘い飲み物に慣れている東南アジア諸国の人たちにとっては緑茶の苦さは罰ゲームのようなもの。
私は以前インドネシア人に日本のおみやげをと思い緑茶のパウダーを持って行ったところ、一口飲んで「まずい!」と言い、砂糖をドボドボと投入して美味しそうに飲んでいるのを目の当たりにしたことがあります。
インドネシアの飲み物は何もかも砂糖がたっぷりと入っており、渋い緑茶に慣れている日本人にはまず飲めません。
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どれくらい甘いかといえばコカ・コーラが普通に感じるくらい甘ったるく、インドネシアで一番多い病気は糖尿病だというのも納得です。
不動の人気「テ・マニス」
インドネシアには「健康に気を使う」という概念はありませんので、みんな一日中甘い飲み物を飲んでいます。
中でも不動の人気を誇るのがテ・マニスです。テは紅茶、マニスは甘いという意味で、文字通りとっても甘い紅茶のこと。レストランでもワルン(食堂)でも道端でもどこでもテ・マニスが用意されています。
レストランやワルンでテ・マニスをオーダーすると、出てくるのはグラスかボトルのどちらかです。
見た目は普通の紅茶ですが、味は普通のティーカップに砂糖をスプーン山盛り5杯ほど入れたような甘さです。
お店で作る場合には砂糖抜きでオーダーできますが、2回に1回は砂糖抜きを忘れてしまうありさまで、砂糖抜きでオーダーする人がほとんどいないため砂糖の大盛りはデフォルトになっています。
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シュガーレスなのに甘い!
そして自宅・職場用にはコンビニやスーパーマーケットでテ・マニスを購入します。
ボトルの絵がそのまま描かれたテ・マニスはインドネシアで一番支持されているポピュラーな飲み物です。
さらに糖尿病まっしぐらなのが紙パックに入ったテ・マニス、その名もテ・コタック。
500mlで50円程度なので、安い・美味しい・どこでも手に入るとして10年以上続くベストセラーなのです!
さすがに自国に糖尿病が多すぎると懸念したのか、シュガーレスバージョンも販売されています。
しかしこのシュガーレスバージョン、一体どれくらいシュガーをレスしたのかと聞きたくなるくらい甘ったるいもの。
インドネシア人に言わせれば甘くないそうですが、日本人の私にとっては十分砂糖水なんですけどね。
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