インドネシア人の「ごはん」の食べっぷりがスゴイ!~軽く大盛り3杯
「もし明日死ぬとしたら最後に何を食べたい?」
この質問をインドネシア人にすれば、ほとんどのインドネシア人は「ごはん」と答えるでしょう。
インドネシアは日本と同じく米が主食の食文化であり、私たちと同様にごはんとおかず、またはスープなどを一緒に食べ、パンを主食とする人はほとんどいない状態です。
一切れの肉があれば、どんぶり飯をペロリ
若年層の中には朝食にパンを食べる人たちもいますが、夕食や家族そろっての食事は絶対にごはんです。
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それもびっくりするぐらい山盛り、おかずとの比率が1:1なのは珍しく、1:2もしくは1:3、すごい人になると1:5の割合でごはんをモリモリ食べるのです。
インドネシア人のごはん好きは日本人では太刀打ちできないほどで、男性であれば1回の食事でどんぶり3杯は軽く平らげてしまいます。
ワルン(インドネシアの食堂)に行けばまるでバケツのような大きな入れ物にごはんを入れ、それでもすぐなくなってしまうので炊飯器で次々に新しいごはんを炊いているのを目にすることができます。
たった一切れのお肉や野菜でもすぐにどんぶり級のごはんを食べてしまいますので、友人を招待しても真っ先になくなるのはごはんなんです。
2~3人用に5~6合のごはんを炊いてもあっという間になくなってしまい、おかずをほとんど食べずに「おいしかったよ!」と言われても複雑な心境になってしまうのですが…。
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おかずは炭水化物でいただきます
そしてインドネシア人はインスタントラーメンと一緒にごはんを食べるのが大好き!
炭水化物と炭水化物で栄養的バランスも悪いのに、これでまたごはんをおかわりします。
私はごはんもパンも両方食べるタイプなので、インドネシアに来た当初はごはんの毎日に嫌気がさして他の主食を探していました。
しかしパンは菓子パンがほとんどであり、バゲットやクロワッサンを街中で見つけることはできません。
そんな私を見かねて「いいものがあるよ!」と友達が紹介してくれたのがロントンという食べ物でした。
ああついにお米以外のものが食べられる!
そう思って口に運び、噛んでいるとなんだか知っている味が…。
「これ何?」と聞くと、なんとロントンはお米からできた「ちまき」だっていうじゃありませんか!!
あれから数え切れないほどのインドネシア人に質問しましたが、全員が口を揃えて「ごはんとロントンは別の食べ物」だと言い、さらにはロントンをおかずにしてごはんを食べる人までいました。
あるとき食事に招待されたら、用意されていたのはなんと炊飯器たっぷりに炊いたごはんだけだったことがあります。
参考記事:インドネシアで招待されたディナーのなんとも驚くべきメニュー!
そう、彼らが死ぬ前に食べたいのは間違いなく「ごはん」なのです。
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