インドネシアのマルタバはお腹を壊してもいいから食べたい!?
縁日やお祭りの日に並ぶ屋台は、どれもおいしそうに見えますよね。
目の前で作ってくれる熱々のメニューに心が躍り、おなかが空いていないのに、ついつい買ってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
海外では屋台や移動式ショップが盛んで、特に東南アジアのローカル地域にはちょっと歩くだけで道にたくさんの屋台が並び、これぞアジア!という雰囲気を満喫することができます。
しかし、あれもこれも試してみたい!という気持ちは分かりますが、胃腸が耐えられるかどうかは試してみないと分からないんですよね。
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ごはん系からデザート系まで種類豊富で人気
インドネシアの屋台メニューの一つに「マルタバ」というものがありますが、これがとんでもないシロモノです。
日本でいうならクレープのような感じで、卵や鶏肉を使ったごはん系からチョコレートやチーズを使ったデザートのようなものまでたくさんの種類があります。
オーダーをするとお好み焼きのカップのような容器に頼んだメニューの材料を入れてタネを作ります。
そしてタネをよく練ったら、あらかじめ寝かせておいたクレープの生地のようなものを綺麗に広げて生地を作ります。
両方の準備が出来たら大きなフライパンのようなものの中に入れますが…ここには一体いつ換えたのか分からない油がたっぷりと入っており、焼くというより”揚げる”スタイルです。
油の上にさっと生地を乗せて、そこにタネを入れ要領よく包んでいきます。
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そして綺麗に包んだら、これでもかというくらい油をかけて、きつね色になるまでこんがり揚げていきます。
食べた後の強烈なツケ~朝まで下痢が止まらない!
マルタバは持ち帰りにすることが多く、その場で食べる人はほとんどいません。また食事で食べるというよりはおやつや夜食として主に食べられています。
こんがりきつね色になった油ギットギトのこのマルタバ、ジャンクフード好きならたまらないおいしさです。
しかしおいしいと思ったのもつかの間、二切れほど食べれば胃がすべて油に浸かったような感覚に包まれ、油っこいというレベルではありません。
よほど東南アジアの食事に慣れていない限り、すぐに強烈な腹痛と共にひどい下痢が始まり、私の場合は明朝まで止まらなかったことがあります。
味はとってもおいしいのですが…マルタバを試したいときは胃薬か整腸剤を用意しておいたほうがいいかもしれませんね。
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