バリ島では賞味期限なんてどうでもいい?~パンの裏にびっしりカビが
賞味期限はその食品が一定の品質を保持できる年月日であり、現在より先の日にちであればあるほど長く保存することができます。
調味料やインスタント食品であればさほど気になりませんが、サンドイッチや牛乳など生ものの場合は、一日でも先の日にちが記載されているものを選ぶという人も多いでしょう。
私が住むインドネシア・バリ島は年間平均気温が27度の常夏ですから、食品の劣化が早く、賞味期限前でも腐ってしまうことがあります。
参考記事:インドネシアではバターとチーズは常温保存するのが常識です
そのため賞味期限には特に注意していましたが、バリ島に暮らすうちに注意するどころか、賞味期限がないことに気付いてしまったのです。
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売れ残りは明日も陳列、カビが生えていることも・・・
バリ島は観光地や中心地であればスーパーはあるものの、ローカルな地域に行けば大型スーパーは姿を消すため、小さなワルン(食堂・商店)で食品を購入することになります。
ここに置いてあるお菓子は、まるでパン屋さんで作ったのかと思うような見た目です。賞味期限うんぬんよりも、まずまともなラッピングさえしてありません。
念のため、売れ残りはどうするのか聞いてみると、「明日も並べる」と予想通りの回答でした。
スーパーにはたくさんの菓子パンが並んでいますが、どこをどう見ても、ひっくり返しても賞味期限の記載はありません。
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数個であればその日、また次の日に売れるのかもしれませんが、商品の陳列は軽く50個を超えているので、数日中に売り切れることはないと予想されます。
一度奥に陳列されているこの菓子パンを手に取ったところ、裏側にびっしりカビが生えていたことがあります…。
記載があっても要注意!
世界のスタンダードでしょうか、牛乳にはきちんと賞味期限が記載されています。
しかし日付が今日明日までのものがゴロゴロ並んでいますので、バリ島で牛乳を購入するときは、どんなに急いでいても必ず賞味期限を確認するようにしましょう。
バリ島には日本人在住者が多いこと、また日本食が人気なこともあり、ローカルのスーパーでも日本のしょうゆを手に入れることができます。
海外生活が長いと興奮して手にとってしまいがちですが、商品を買い物カゴに入れる前に、たとえしょうゆであっても絶対に賞味期限を確認しなければいけません。
あるときに見たしょうゆの賞味期限は一ヵ月後でした。しかしよくよく見てみると、その日付はなんと一年前のものだったのです。
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コメント
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コメント (1)
カビはちょっと気になりますね。。。
賞味期限がないなんて、我々日本人にしてみると、ものすごく不思議に感じます。